【徳島グルメ連載・定食データバンク】ひと味もふた味も違う“お店コロッケ”

メインのおかずに、色とりどりの副菜、気持ちをホッとさせてくれる汁物、ごはんにデザート。

1食で心と身体を満たしてくれる魔法の食事「定食」！

食堂、定食店、カフェ、居酒屋など、さまざまなお店で提供されているが、意外と一人ひとりが知っているのは街の一握り。

「いつもと違う気分のとき」「出先でランチをとるとき」などは、お店探しで苦労したりすることもあるのでは？

そこで「あわわ」では、県民の皆さんから定食提供店の情報を集め、「あわわのアプリ」「あわわWEB」にビッグデータとして保管する連載がスタートしました！

みんなのお目当ては20年以上愛される看板メニュー

今回紹介する定食提供店はペンネーム「どんちゃん」さんや「たそ」さんらが推薦してくれた『街の食堂 大地』だ。

同店は今から27年前の1996年にオープン！

当初は和食やスペイン料理なども提供していたが、次第にコロッケが評判になり、今では紛うことなき看板メニューに格上げされた！

今回の街の人たちの推薦も「コロッケが絶品」「コロッケが最高過ぎる」など、コロッケを推す声にあふれおり、「なぜそこまで愛されるのか？」取材をせずにはいられなかった。

コロッケ作りはまずジャガイモ選びからはじまる。

現在は北海道産を使用しているが、季節にごとに長崎産、徳島産など、その時期に一番おいしいジャガイモを厳選している。

「しっとりした食感になるものから、ホクホクしやすいものなど、同じ品種のジャガイモでも産地や時期によって仕上がりがかわります。なのでうちのコロッケは実は1年中まったく同じ味というのがないんです。それもコロッケを味わう醍醐味だと思っていただければ」と店長さん。

ジャガイモのクセが出る分は技術でカバーしていて、つぶしたジャガイモにホワイトソースを合わせることで口にしたときのなめらかさの加減を調整している。

また、「本物のジャガイモの味わいを感じて欲しい」との想いから、それ以外の具材はかなり控えめ。

タマネギとひき肉を甘辛く味付けしたものも混ぜ合わせるがその割合は、ジャガイモの量に対して2割程度だという。

口にするとジャガイモの味が際立っていて、家庭のコロッケとはひと味もふた味も違う。

おすすめは！ コロッケと＋1の楽しみがある［日替わりランチ］

オーダーが飛び交うのはコロッケにもう一品おかずが付く［日替わりランチ］。

お年寄りから働き盛り世代まで、多くのお客さんの支持を獲得している。

取材日の＋1のおかずは、［刻み野菜とミンチのトマトソース煮あつあつたまごのせ］。

トマトの甘みと酸味がごはんに好相性だった。

おかずの内容はInstagramで発表されるよ。

また、セットについている味噌汁は3種類の味噌をブレンドしており、こちらにもこだわりを感じられる。

「コロッケをもっと食べたい！」という人のために、一皿にコロッケが2個のった［ほくほくコロッケセット］も用意。

小食の人のためのミニサイズメニューもあり。

店長さんのスパイス好きが高じて、今年からクラフトコーラも販売。

食後に一杯いかが？

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