2023/11/22 15:00
roko
冬こそ海陽町!幻想的なサンゴが見れる特別な夜とは?!
徳島県の最南端に位置する海陽町。美しいマリンブルーの海ではサーフィンを筆頭にマリンスポーツを楽しむ観光客が多くみられます。
また、小高い丘から太平洋を望める「まぜのおかオートキャンプ場」、バーベキュー棟や研修室、温水シャワーなどの設備が充実した「船津キャンプ場」。日本の滝百選にも選ばれている「轟(とどろき)の滝」など豊かな自然にも恵まれています。
【海陽町=夏の観光地】と思われがちですが、実は冬こそアツい穴場!!特に冬の海は透き通るような美しさだと言われています。
夜の海中散歩、ナイトクルーズのススメ
普段はもっと遠くの南の海に住む魚たちが、夏場の台風による潮の流れに乗って竹ヶ島周辺に流されてくることがあります。そして海陽町の海は冬でも水温が20度を下回ることはほとんどありません。流されてきた多様な魚たちを、透明度の高い海中で観察できる絶好の機会が「冬」なのです!!
竹ヶ島にある『海洋自然博物館マリンジャム』では、海の中を楽しめる「海中観光船ブルーマリン」を運航しています。普段は昼間のみの運航ですが、今年はクリスマスの時期に合わせてナイトクルーズを行うことに!ナイトクルーズのおすすめポイントを2つ、ご紹介します!
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おすすめポイント①
ライトアップされた幻想的なサンゴたちを見ることができる!
真っ暗な夜の海で美しくゆらめくサンゴ。これは、ブルーマリン号から特殊なライトで照らしているサンゴです。日中では見られない夜行性の生き物たちにも遭遇するチャンス!同乗する海の案内人・ガイドさんの丁寧な説明で、夜の海中を楽しむことができます。
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おすすめポイント②
乗り場周辺では竹灯りがお出迎え
竹灯りとは、竹に無数の穴を開け中にLEDランプなどの灯りを入れて明かりを灯したもの。
海陽町に移住した竹灯り作家(バンブーアーティスト)の桧垣さん夫妻による、美しい竹灯りが、小さな水族館からシアタールームまでの乗り場周辺を暖かく包みます。乗船前から光の芸術に触れて、一気に非現実の空間に誘われることでしょう。
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番外編/夏のナイトクルーズでは、産卵期間のサンゴが間近で見える!
地球温暖化の影響で激減してしまったサンゴの群生。この事態をなんとかしよう!と地域全体で周辺海域とサンゴの保全活動に取り組んできました。
長年の観察と研究で、サンゴの産卵時期の特定に成功!そしてサンゴの育成検証を行えるまでになっています。夏場に開催しているナイトクルーズでは、貴重なサンゴの産卵シーンを見ることができます。その光景はまさに神秘的。海や生命の美しさを感じられるツアーとなっています。
冬だけでなく、夏場開催のナイトクルーズもぜひチェックしてみてください!
今年のクリスマスは海陽町のナイトクルーズを
海陽町には新鮮な海鮮、そして徳島県産のブランド地鶏『阿波尾鶏』など、美味しいグルメが味わえるお店がたくさんあります。
さらに、道路と鉄路の両方を走る世界初の乗り物「DMV(デュアル・モード・ビークル)」が走るなど、話題性に富んだ町です。さらに!!DMV乗車・クリスマスディナーや竹あかりワークショップなど海陽町をまるっと楽しめるコンテンツとブルーマリン号のナイトクルーズを掛け合わせた、【DMV+1ツアー】の開催が決定しました!
お昼は海陽町という町を、そして夜は海陽町の海を楽しんでみませんか?【DMV+1ツアー】の詳細は『四国の右下観光局』のHPで随時更新しますので、ぜひチェックを!
クリスマスナイトクルーズの詳細とお申し込み方法について
開催日時/12月23日(土)・24日(日)・25日(月)の3日間※要予約、各日35名程度
時刻表/第1便 18:00出航(17:30集合)、第2便 19:00出航(18:30集合)
乗船料(消費税込)/大人(中学生以上)3,000円、子ども(小学生)1,500円※未就学児は無料
予約方法/電話(0884-76-3100)またはインターネット(海陽町海洋自然博物館マリンジャム)で受付※電話予約は火曜日以外の9:00~16:00対応