2023/11/23 10:00
まさっち
【2023年11月リニューアルオープン/板野ラーメン やまふく(板野郡板野町)】名物トマトチーズラーメンが復活! 進化する伝統の味
JR板野駅から徒歩5分の場所にある『板野ラーメン やまふく』。
30年前に東京で店を構え、この地に誕生して14年、名物の[トマトチーズラーメン]など多彩なメニューで地元の常連さんだけでなく、県外から訪れるファンも多い老舗ラーメン店だ。
2023年9月、先代が惜しまれながら勇退。同年11月、研究を重ねた味は元常連の新オーナーらによって引き継がれた。
名物! トマトチーズラーメン
[トマトチーズラーメン](ごはん付き・1,100円)。
名物[トマトチーズラーメン]は、じっくり炊き出した鶏ガラスープベースにカツオ、豚肩ロース、トマトピューレ、フレッシュトマトを加え、濃厚なトマトスープに仕立てている。
トマトの旨みがギュッと濃縮された太陽の恵みたっぷりのイタリアン系トマトラーメンだ。
麺はモチモチとした食感の自家製平打ち麺でトマトとチーズがよくからむ。
地元契約農家直送のフレッシュトマトは季節によって種類が変わるので、味の変化も楽しんでほしいそうだ。
やみつき! 豚骨スープのトマトチリラーメン
[トマトチリラーメン](ごはん付き・1,200円)。
トマトとチーズのコク、チリのピリ辛、ガツンと来る豚骨の旨みがクセになると人気急上昇中の[トマトチリラーメン]。
濃厚トマト豚骨スープと自家製の平打ち麺の相性は抜群だ。
チャーシューは、先代の味付けを生かしながら、火入れや漬け込みにさらに1日かけ、より柔らかで強い旨みを感じられるように進化させた。
創業当時の味! 魚介香る和風醤油ラーメン
[和風醤油ラーメン](ごはん付き・900円)。
[和風醤油ラーメン]は、先代が30年前に東京で開発した創業の味。
鶏ガラの旨みに風味のよいカツオ節を合わせたしょうゆスープに、しなやかなコシのある細麺がよく合うコク深い味わいの1杯だ。
すべての料理は、旨み調味料不使用で、食材の風味を最大限に生かしている。
キッズメニューは、半ラーメンとソフトドリンクがセットの[お子さまラーメン](700円)があり、和風醤油のほか、豚骨醤油、塩、みそなどからチョイスできるよ。
店内の製麺室で、毎日の天気に合わせ、小麦粉の配合や水の量を調整して製麺。
熟成させて帯状にした生地を麺切りする幅で平打ち麺と細麺に。麺の1玉はそれぞれ120gだ。
ラーメンを注文するとごはんが食べ放題!
ごはんは、水分を少なめに炊くチャーハン用とは別に炊いているので、モチモチふっくらとしている。
スープを最後まで楽しむなら、シメにごはんを入れてリゾット風にするのもおすすめ。
しかもリニューアルオープン記念につき、しばらくの間は[替え玉](100円)が無料で食べ放題だ。食いしん坊は急げ!
店内は、カウンター席、テーブル席、座敷席があり、家族連れからお年寄りまで幅広い年齢層に使いやすい雰囲気。
希望すると紙エプロンや子ども用の食器を用意してくれる。
子ども用いす、おむつ替えシートもあり。
先代から有志が店を引き継く
オーナーの新田さんは、同店の2階にある児童発達支援・放課後デイサービス『ギフテッド・トレラ』の経営者。
先代が後継者を探していた際に常連だっだことが縁で跡を継ぐことになったのだとか。
高校時代の後輩で、喫茶店や寿司店など10年以上飲食業界で経験のある上原さんを店長に迎え、伝統の味を守りながら進化させている。
スタッフの山田さん。
「地域の子どもたちの就労の場にもなり、その子どもたちが独立し、さまざまなところでラーメン店を開業してもらうのが夢」と新田さん。スタッフの山田さんはその第一号だ。
一度食べたらクセになるラーメンをぜひ味わってみませんか?
チャーハンもとても美味しいので、そちらも合わせておすすめ!
板野ラーメン やまふく
- 住所/ 板野郡板野町大寺字泉口 39-1
- 電話/-
- 営業時間/ 11:00〜14:00(13:30ラストオーダー)、17:00〜20:00(19:30ラストオーダー)
備考/1月1日は休
- 定休日/火
- 駐車場/15台