2023/12/05 15:40
しばやん
【2023.10月OPEN】さつまいも専門店IMOYA YAMAKI(イモヤヤマキ/板野郡松茂町)7種類の個性豊かな焼き芋がスタンバイ! 生産者の本気を味わおう
さつまいも農場『ヤマキファーム』が手がける焼き芋店『IMOYA YAMAKI』。自社ブランド[里浦ゴールド]をはじめ、自ら生産した多彩な品種のさつまいもを焼き芋に仕立て、各地で移動販売を行ってきた。「生産者が本気で仕込んだ焼き芋をたくさんの人に食べてもらい、スイーツのひとつとして選ばれる存在になりたい」と、2023年10月、多様な焼き芋とお芋のスイーツを扱うさつまいも専門店をスタート。
あなたにぴったりの焼き芋を、4種類からチョイス
お店に入ると目に飛び込むのはショーケースに焼き芋が展示されている様子。従来の焼き芋のイメージを覆す上品な扱い。
左上から時計まわりに[里浦ゴールド][里浦あんのん][里浦ボヌール][里浦パルフェ]。いずれも100グラム180円。
7種類のさつまいもの中から、日によって4種類の焼き芋がラインアップする。取材日は鳴門金時とは思えないほど超絶しっとりな自社ブランドのさつまいも[里浦ゴールド]、甘さが際だつ安納芋[里浦あんのん]と紅はるか[里浦ボヌール]、まだまだ生産者が少なく全国的にも珍しい新品種・あまはずき[里浦パルフェ]がショーケースに。
ほかに、紫芋[里浦プルポラ]、べにまさり、安納黄金がある。驚くのがこれらすべてを『ヤマキファーム』が自社農園で生産しているということ。それぞれの個性を知り尽くした農場主の林さんが、丹精込めて育てたさつまいもを品種ごとにじっくりと火入れし、しっとり感と甘さを引き出したとびきりの焼き芋へと仕立てている。
林さんのように多品種の育成にチャレンジする農場は全国的に見ても稀な存在。
「農場を身近に感じ取ってもらえる場所にしていきたい。いろんなさつまいもを食べて欲しいです」と林さん。作り手の思いを届けたいと、対面での販売にこだわり、県内外からのアクセスの良い松茂町に店舗を構えた。今後、店舗横の農地を体験農場として利用していく予定で、作付けや芋掘りの体験、シェアファームとしての活用といった計画を進めている。
必見!さつまいもスイーツ
おすすめの[極。(きわみ)](冷やし焼き芋・100グラム180円)も、温かい焼き芋と同じく多品種がそろう。販売は冷蔵だが、自宅で一度冷凍してから、ゆっくり自然解凍するとソルベのようなスイーツになるそう。さつまいもの自然な甘さだけなのにとっても甘い。焼き芋というよりも、スイートポテトのよう。
レシピは林家に代々受け継がれてきたもの。
[まるでほっぺのような。](特製いももち・800円)は週末限定。里浦ゴールドともち粉を合わせ、中にはあんこがイン。この上なくやわらかくとろけるような食感で、一度食べると忘れられない。
ソフトクリームの[極。]トッピング(700円)。
北海道の有機放牧酪農の牧場から取り寄せたミルクで作るソフトクリームも販売。北海道の豊かな草原で牧草のみを食べて育てられた乳牛のミルク[グラスフェッドミルク]を使用しており、時期によってミルクの風味に変化が。冬場は干し草を食べた乳牛の濃厚なミルクを感じるソフトクリームが味わえるよ。
トッピングは自慢の冷やし焼き芋のほか、ブットビベリー(有機いちご)、アフォガードがあり。
規格外のさつまいも詰め放題
店頭では出荷できない規格外のさつまいもの販売も。紙袋に詰め放題で、ぎゅんぎゅんに詰めて500円。
詰め放題の判定は甘め。これで2.5キロくらい(4キロオーバーを記録した猛者もいるそう)。
焼き芋を買いがてらチャレンジしてみてね。
さつまいも専門店 IMOYA YAMAKI
- 住所/ 板野郡松茂町中喜来字前原西弐番越2-2
- 電話/080-2379-1767
- 営業時間/11:00~18:00(売切次第終了)
- 定休日/火、水 その他休業日/祝日の場合は営業、翌日休 ※2023/12/30~2024/1/4は休
- 駐車場/4台