【1年間がんばった自分へのご褒美に！徳島のお酒】『PADDLE BREW』（パドルブリュー・美馬市穴吹町）の［Cedar Wheat（シーダーウィート）］

来る2024年。2023年はどんな1年でしたか。
がんばったぞ！という自分のためにご褒美酒を贈ってはいかがでしょう。

海の幸や山の幸、良質な水源にも恵まれた徳島には個性豊かな蔵元やお酒が数多く存在します。

そんな徳島の酒造さんを訪ね、労をねぎらうのにぴったりなお酒を紹介してもらいました。


紹介したお酒のプレゼント企画を「あわわのアプリ」にて実施中！
2023年にがんばったエピソードを募集し、その中から「がんばった大賞」を決め、徳島のお酒詰め合わせセットをプレゼントします。

徳島ならではの素材を使ったクラフトビールづくりに挑戦

2022年7月から製造をスタートした『PADDLE BREW』は、徳島で一番小さな醸造所。

神奈川県でビール作りを学んだ代表である新居さんは、穴吹川の水を仕込み水に、イギリス産の麦芽、ニュージーランド産のホップを使ってクラフトビールづくりにチャレンジしている。

「ここならではの風味や味わいを感じられるクラフトビールを作りたい」と考えた新居さんが、思いついたのは醸造所を取り囲む山々を形成している杉の木だった。

美馬市木屋平の山で伐採した杉の木を手斧を使って、手作業で薄く小さな木片（チップ）にしていく。杉のチップはクラフトビールの熟成時にタンクへ入れて香りづけされるというわけ。

その工程を経て完成したクラフトビールは、杉の香りを楽しめる一本となった。

パドルブリュー代表取締役・新居拓也さんが選ぶ！　自分へのご褒美に飲みたいお酒

「『PADDLE BREW』で製造するクラフトビールは、どれも徳島の自然の恵みを活かしたものばかりです。その中でも通年提供している［Cedar Wheat］は、熟成時に美馬市木屋平の山で伐採した杉の木から手作業で製造するチップを加えており、ホップの苦味の中にエレガントな香りも楽しめます。冷蔵庫から出して、ゆっくりグラスに注ぐと香りが立ち上り始めます。ワイン好きな方にも喜んでいただける一杯ですよ」。

シチューエーションにあわせたクラフトビール作りが目標

［Cedar Wheat（シーダーウィート）］と同じく定番商品の「Saison （セゾン）］は、瓶の中で熟成するタイプのクラフトビールで、季節によって配合や使う素材を少しづつ変化させているのだそう。次に仕込む際には三好市でとれた蜂蜜を使って、蜂蜜のもつ花の香りを加えてみようとしているとか。

「醸造所のある剣山系の自然を感じてもらえて、山登りで山頂に到達した時に飲む1本、アウトドアで焚き火前で飲むとベストな1本というふうにシチュエーション別に楽しめるようなクラフトビールを作るのが目標ですね」と新居さんは話す。

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