2024/01/11 12:00
ワイヤー編集部
【お料理レシピ】まごわやさし酢の物/cotocotoみさき先生の「親子でつくろう!はじめてキッチン」
食や料理を通して楽しみながら豊かな学びを提供する『食育&料理教室cotocoto(コトコト)』。代表の元木みさき先生がお届けする、親子で楽しめるお料理レシピをご紹介!
PROFILE
元木美咲(もとき・みさき)食育&料理教室cotocoto代表。徳島県徳島市出身。小学校や保育園で子どもの食育に携わり、起業後は前向きな性格と熱いハートで、子育てに奮闘するパパやママを離乳食や料理の観点からサポート。私生活では男の子2人のママ。
今回のレシピ【まごわやさし酢の物】
“まごわやさしい”は「取り入れることで健康的な食生活を送れる食材の頭文字」の語呂合わせです。今月号のレシピを考えるときに、モデルになってくれたYちゃんに何が好きか聞いてみたところ「酢の物が好き」という話題に。何を入れたいか聞いてみると「白菜、にんじん(いつもは食べない)、わかめ」。そこからいも類を除いた「まごわやさし」酢の物を思いつきました。子どもの好きな味付けやお料理を少しアレンジしてレシピを作ってみるのもおもしろいですよ。子どもが考えたレシピをためしてみることは、子どもたちの食べてみようかな?のきっかけにつながります。
《4人分》
● 白菜 100g
● にんじん 30g
● しめじ 1/2株
● 塩 ひとつまみ
● 水 100ml
● ツナ水煮缶 50g(汁は残しておく)
● ミックス豆 70g(大豆、青えんどう、赤いんげん、黒大豆、ひよこ豆)
● 乾燥わかめ 2g
● すりごま 3g
★ 酢 大さじ2
★ 醤油 大さじ1/2
★ 柑橘果汁 小さじ1( お好みでゆず、すだち、柚香など)
作り方
①野菜、きのこを準備する
しめじは石づきをとり、食べやすい大きさにする。にんじんはピーラーでひいてひと口大に。白菜は包丁で細切りにする。
②鍋で煮込む
鍋に底からしめじ、白菜、にんじんの順に並べ、塩ひとつまみを入れ、ツナ水煮缶の汁と水100mlを入れて弱火で約7分(やわらかくなるまで)煮込む。
③煮込んだ野菜をしぼる
煮込んだ野菜をザルにとり粗熱をとって、やさしくしぼる。
④調味液をつくる
★をボウルに入れ、混ぜ合わせておく。
味付けをする
③の野菜に、ツナ水煮缶、ミックス豆、乾燥わかめ、すりごまを和え、調味液を加える。
〈ワクワクまめ知識〉
● 重ね煮とは…
素材を一定の順序で層のようにお鍋に重ねていく調理法です。火を加えることで、 野菜それぞれがお互いに影響しあい、うまみを引き出してくれます。 この方法だと砂糖も化学調味料も必要なく、最小限の調味料で驚くほどおいしくなります。野菜が持っている自然の「うまみ」を最大限に引き出してくれます。