2024/01/25 12:00
ワイヤー編集部
【お料理レシピ】サーモンのほうれん草クリームソース/cotocotoみさき先生の「親子でつくろう!はじめてキッチン」
食や料理を通して楽しみながら豊かな学びを提供する『食育&料理教室cotocoto(コトコト)』。代表の元木みさき先生がお届けする、親子で楽しめるお料理レシピをご紹介!
PROFILE
元木美咲(もとき・みさき)食育&料理教室cotocoto代表。徳島県徳島市出身。小学校や保育園で子どもの食育に携わり、起業後は前向きな性格と熱いハートで、子育てに奮闘するパパやママを離乳食や料理の観点からサポート。私生活では男の子2人のママ。
今回のレシピ【サーモンのほうれん草クリームソース】
小さいお子さんの中には魚の骨が苦手で魚が食べられない子がいます。何を隠そう私もそれが原因で魚が苦手だった幼少期。骨取りの魚を利用することで食べないストレスをひとつ取り除いてくれます。今回は骨取りサーモンとほうれん草たっぷりのソースを組み合わせたレシピです。ほうれん草は乳歯列が完成していない3歳未満の子にとって食べにくい食材です。ペースト状にしてゆずを加え、香りや色合いを生かして美しく仕上げました。ほうれん草の調理過程を見てもらい、ほうれん草が苦手なCくんも少しずつ食べてくれるように。お手伝いで苦手意識を下げることで、食べるきっかけにつながります。
《4人分》
●骨取りサーモン 4切れ
●バター 15g
●塩・こしょう 少々
・ほうれん草 1束(200g)
・生クリーム 100ml
・牛乳 50ml
・すりおろしにんにく 小さじ1/2
・塩こうじ 小さじ2
・ゆず果汁 半個(大さじ1)
・ゆずの皮 お好みで
作り方
①ほうれん草ソースを作る
ほうれん草を適当な大きさに手でちぎり、牛乳、すりおろしにんにくを入れて中火で加熱する。柔らかくなったらフードプロセッサーで潰し、生クリーム、塩こうじ、ゆず果汁を加えて、さらに火にかけて味を調える。
②魚を焼く
サーモンは、塩こしょうを振って、バターで両面焦げ目がつくまで焼く。
③盛りつける
お皿に❶のほうれん草ソースをかけ、焼いたサーモンを上に乗せ、お好みでゆずの皮を散らしてできあがり。
〈ワクワクまめ知識〉
★ ほうれん草が苦手な子へのヒント
①生のほうれん草を知る②加熱したらどうなるかを知る③好きなものと組み合わせる(牛乳や生クリームでマイルドにするなど)④主体性を大事に⑤活用する(後日Cくんはほうれん草ソースをうどんに絡めて少しお醤油を足したら食べてくれたそう)/苦手の原因は人それぞれなので一概には言えませんが、お子さんの主張を尊重しながら、お手伝いを通して食べるきっかけを作ることはとても大切です。