【2023.11月OPEN】四ヶ月のかに屋（徳島市秋田町）高級食材・松葉ガニを隅々まで味わい尽くす！ 季節限定のカニ料理専門店

日本海の「冬の味覚の王者」とも言われる、鳥取県で水揚げされた高級食材・松葉ガニ。カニの中でも高価な種類として知られ、上質な肉質と甘みが食べる人を虜にする。そんな松葉ガニを徳島で、しかも手の届く価格で提供している季節限定のカニ料理店が徳島市秋田町にオープンしている。

営業はカニ漁が終わるまでのわずか四ヶ月間

カニは漁の期間と漁獲量が定められていることから、営業は店名どおり四ヶ月間だけ（3月末ごろまで）。鳥取県境港で水揚げされた冬の日本海のごちそう・松葉ガニを専門に提供する。

きれいに剥かれたカニをお箸でゆっくりと。殻を剥くのに必死で会話ができないといったこともない。

［松葉がに］（6,900円、取材時の価格）。茹でて丁寧に殻をむき、手足の身も爪の先まですべて甲羅の器の上へ。美しく盛りつけられた状態を目にしたら、まずはカニそのものの甘みや旨味を堪能。手を汚さず余計なことも気にせずに、目の前のカニに集中できる。

かけるとカニがさらにおいしくなる魔法のようなカニ酢。

カニの旨味を堪能したあとは、お好みでオリジナルのカニ酢をかけて。まろやかな風味がカニのおいしさをより高めて、もっとおいしくなる。

こちらでは松葉ガニ1杯が取材時の価格で6,900円だったが、相場は1杯数万円にのぼる超高級食材。「手を伸ばせば届く価格で松葉ガニを味わってほしい」と独自のルートで仕入れることで実現した価格で、毎年日本海までカニを食べに足を運ぶ人からすると「安すぎる！」と驚かれるという。

※価格は取材時（1月中旬）のもの、時期により変動

ズワイガニのオスを松葉ガニ、メスをセコガニと呼び、セコガニは年内で漁が終了しているため、今シーズンの提供は終了。

松葉ガニそのものを味わったあとは、カニを贅沢に使った特製のアラカルトメニューでカニのおいしさを堪能しよう。

店内には靴を脱いで上がる。ゆっくりくつろぎながらカニ談義に花を咲かせてね。

日本海から届く冬のごちそうを食べ逃しなく。