2024/02/05 09:00
がんも
【アンケート結果】絵本×子育てについて聞きました! おすすめの絵本は?読み聞かせしてる?
絵本は子どもの知識や想像力を豊かにし、心を育み、読み聞かせによって親子・家族の絆を深めてくれるなど、子育てにおいてさまざまな良い影響をもたらすと言われています。
私、がんもも7歳と4歳の子を持つ母。子どもと絵本の中の世界で一緒に笑ったり怯えたり、感動したり感心したり。日々の生活に少し絵本をプラスして、コミュニケーションのためのアイテムとして役立てています。
また、久々に手にとった絵本を覗けば、その時に育児で悩んでいたことや楽しかったこと、当時の子どもの幼くかわいい表情までも、まるでアルバムを開いているかのように思い出されます。
寝かしつけで読み聞かせていたあの絵本。あお向けて寝転んで読んでいて、そのまま自分が寝落ちして顔面に本が降ってきたっけ。“トイトレ”の一環として、トイレの絵本を繰り返し、必死になって読んだなぁ。恐竜好きだった息子が選ぶ絵本の影響で、やたらと恐竜に詳しくなって、ジュラシック〇-ルドが従来の2倍は楽しめるようになったよなぁ…(これは育児関係ない)、と数々の絵本メモリアルがあふれ出ること。
絵本とは、子どもの世界が広がることはもちろん、親にとっても、よりいきいきとした育児ができるツールなのではないでしょうか。
さて今回、0歳~小学生の子どもを持つワイヤー読者(20~50代男女)約250名に「絵本×子育て」にまつわるアンケート調査を実施。
「どれぐらい絵本の読み聞かせをしているか」をはじめ、購入頻度、図書館の利用頻度、みんなのおすすめ絵本などを聞いてみました。アンケート結果を参考にしながら、子どもとの生活がもっと豊かになるよう家庭で絵本を取り入れてみては?
絵本が好き?
大多数が「好き」と回答。絵本にでてくる色彩やおもしろいフレーズに豊かな反応を示してくれると、読み聞かせしている方もうれしくなりますよね!
“読み聞かせ”してる?
Q.どれくらいの頻度で絵本を読み聞かせしていますか?
Q.誰が読み聞かせをしていますか?
Q.どれくらいの時間読み聞かせをしていますか?
週の半分以上、絵本の読み聞かせをしているという家庭が多数。時間は短くても、できるだけ生活の一部に取り入れているファミリーが多いようです。
また、アンケート調査ではママによる読み聞かせが多数でした。読んでくれる人が変わると同じ絵本でも違った味わいが楽しめるかもしれません。我が家では、下の子が上の子に絵本を読んでもらうと大変興奮して喜びます。
どのくらい絵本を持ってる?図書館に行ってる?
Q.自宅に絵本を何冊所有していますか?
Q.どれくらいの頻度で絵本を購入しますか?
Q.どれくらいの頻度で図書館を利用しますか?
私の場合、子どもが赤ちゃんのころは「うちの子、どんな絵本が好きなの?」と、とりあえずいろいろ買っているうちに膨大な数が本棚に…。1、2歳になると好みがはっきりしてくるので、一緒に本屋さんで選ぶのも楽しくなります。(アレもほしい!コレもほしい!と店先で怪獣化するのもこの頃ですね…それも思い出…。)
図書館の利用頻度については、残念ながら「ほとんど利用しない」の声が多かったようです。たくさん絵本があって良いのは知っているけれど、「図書館で静かにできないかも…」「本を破いちゃったらどうしよう」と不安を感じる人も多いのではないでしょうか。
多くの施設では、キッズコーナーを設けていたり子ども向けのイベントを開催したりと小さな子ども連れにありがた~い空間を提供してくれています。休日のおでかけ先としてリストアップしてみてね。
どんな絵本を選んでる?
Q.絵本を選ぶときに、最も重視することは何ですか?
Q.)絵本に最も期待することは何ですか
食事、はみがき、トイレやねんねといった基本的な生活習慣を、絵本から学ぶことも。また、ストーリーのある絵本にふれることで読解力や共感力が養われるなど、成長に応じて期待できることはさまざまです。
4歳娘は現在、プリンセスが登場する絵本とピアノの絵本に夢中。「ありの~、ままの~♪」と弾き語るその姿…令和のアンジェラが誕生する予感です。子どもの新たな興味を引き出すきっかけとして、今後も絵本に期待大ですね!
みんなのおすすめ絵本
家庭でおすすめの絵本を聞いたなかから、声の多かった作品をご紹介!
作/なかがわ りえこ
絵/おおむら ゆりこ
出版/福音館書店
・わくわくするストーリー。可愛いしおもしろい、色んなサバイバルを知ることもできる。
・子供はもちろん、親子で楽しく読み進める事ができる。
・自分も子供の頃に読んで大好きな絵本だった。
・最後に美味しそうな大きいカステラが出来上がるところやそれを他の動物たちとわけあって食べるところとか読んでいてあったかい気持ちになるのでおすすめ。
[だるまさんが]シリーズ
作/かがくい ひろし
出版/ブロンズ新社
・子どもとのコミュニケーションがとりやすい。
・子どもが喜んで、「まだ読んで!」とおねだりするほど。
・シンプルな絵で、子どもが世界に入りやすい。
・どんな年齢でも一緒に楽しめる
・ポーズをマネして楽しめる。
・覚えやすいフレーズで、子どもが幼くても一緒に読むことができる。
[100かいだてのいえ]シリーズ
作/いわい としお
出版/偕成社
・いろいろな動物がでてきておもしろい。
・数字も覚えることができる!
[はらぺこあおむし]
作/エリック・カール
訳/もり ひさし
出版/偕成社
・穴が空いているのを触ったり、果物のページを自分でめくったりできる。
・日本語版や英語版の歌もあるので手話をしながら楽しむこともできる。
・キャラクターグッズも多く、親しみがもてる。
・自分自身が昔から大好きな作品で、子どもも好きになってくれてうれしい。
わたしのおすすめ作品
この場を借りて、私と子どもたちが大好きな絵本も紹介させていただきます!
文章にリズム感があって、絵が魅力的で、会話が盛り上がるような絵本が我が家のお気に入り。書店や図書館で見かけたら、ぜひ手に取ってみてください!
[バナナじけん]
作/高畠那生
出版/BL出版
大胆でユニークなイラストに、小さな子どももくぎづけになること間違いなし。あっと驚くユニークな展開に、おもわず笑いがこぼれます。子どもが毎回大爆笑するので、読み聞かせも白熱!
[わにわにのおふろ]
作/小風さち
絵/山口マオ
出版/福音館書店
見た目はちょっと不気味だけど、どこか茶目っ気がある“わにわに”が登場する「わにわに」シリーズ。どのお話も素敵ですが、我が家でヒットしたのは「わにわにのおふろ」。「うりうりうりうり、おーいぇー」というセリフが頭から離れない!小学生になった息子も、自分で読んで楽しんでいます。
いかかでしたか?
みなさんの子育てが、より充実して楽しめるような絵本に出会えますように!