2024/01/26 11:00
しばやん
【徳島スイーツ部/おやCHU】おはぎのお店 MORIGON(モリゴン/移動販売)おはぎっておもしろい!可能性を追求する自家製白あんおはぎ専門店
スイーツであま~いひとときを! 今食べたい徳島のスイーツ情報をお届けします。今回はこちら!
モリゴンのおはぎ
[おはぎ(白あん・黒ごま・きなこ)3個セット](500円)、[おはぎ(各種)3個セット](600円)、[白粒あん](1個200円)など
一見「おはぎ?」と迷うほどに、多くの人がイメージするあんこやきな粉の俵型おはぎとは全く異なる姿。それもそのはず。まあるく握ったもち米にまとわせるのは、白いんげん豆をベースに白小豆を加えてコクと上品な甘さに仕立てた自家製白あん。この白あんを多彩な食材と掛け合わせて、おはぎの可能性を追求した商品を展開している。
右上から時計回りにきな粉、白あん、黒ごま。
店舗を持たない移動販売店として、2022年2月にスタートした『MORIGON』。
お店を立ち上げた岡田さんは小さい頃からお菓子を作るのが好きで、祖母とのおはぎづくりを季節の行事として慣れ親しんできた。当時勤めていたパン屋さんに手づくり白あんをおすそ分けで持っていったところ、白あん担当に抜擢され、以来白あんづくりを行うようになったという。
また介護施設で料理の仕事をしていたときに栄養について調べるうち、白あんの原料となる白いんげん豆が糖尿病などの病気がある人のスイーツ欲を満たせる食材と知ったこともあり、白あんでおはぎを作ればいろんな人に食べてもらえるのではと考えたのが、『MORIGON』へとつながる。
白あんに木頭ゆずの皮を練り込んだ香り豊かなゆずのおはぎ。お店をはじめた当初からの商品だ。
「おはぎが苦手だったり、そもそも食べたことがない人にもおいしいと食べてもらえるものを作りたい。めずらしい、かわいい、とお客さんの反応を見るのが楽しいです」と岡田さん。食べてくれるお客さんの顔を見て商品を販売したいと委託はせずに、対面販売にこだわる。小さな赤ちゃんを連れたパパママがSNSを見て買いに来てくれることも多く、若い世代にも親しまれる白あんおはぎにますます可能性を感じている。
出店時はハンドメイドで作られたお気に入りの割烹着を来て店頭に立つことにしているそう。
「今は新商品として梅酒のおはぎを考えています。発酵あんこにも挑戦して、体にやさしいお菓子づくりをしていきたいです」。
左奥からゆず、白粒あん、さつまいも。手前はさくらとよもぎ。
通常砂糖は豆の量と同等か多めにいれることが多い中、『MORIGON』のおはぎは甜菜糖を使用して、さらに砂糖の量も豆の量の80%に抑えられている。いくつでも食べられそうなやさしい甘さとすっきりとした後味が魅力だ。
白粒あんは豆に対して甜菜糖を半量に抑えており、豆の風味が引き立っている。
白あんを使うからこそ、洋菓子から着想を得たおはぎが登場することも。これまでアップルパイやレモンケーキ、キャロットケーキ、ピスタチオといちご、ケール、ビーツ、コーヒーなど20種類以上の白あんおはぎを展開。おはぎパフェを作ったり、みたらしあんをかけたり、キャラメリゼしてみたり、思いもよらないアレンジで楽しませてくれるよ。
実はもち米には鉄分豊富なもち粟が混ぜ込まれていて、できるだけ体にやさしいものをという気づかいも。
また出店時にはおはぎのほかに、ういろやぜんざい、水ようかん、おこわが登場することもあるよ。
●出店予定
2月11日(日・祝)amico de AMI-GO
2月18日(日)万代ホリデーマーケット
3月2日(土)Yellow marche
3月17日(日)わんわんの会
おはぎのお店 MORIGON
- 住所/ 店舗なし
- 電話/-
- 営業時間/出店先に準ずる
- 定休日/無
- 駐車場/なし