2024/02/02 17:35
しばやん
【お出かけTOPICS】Berry Mate Farm(ベリーメイトファーム/阿波市土成町)阿波市にいちごの観光農園がオープン!雰囲気満点の夜のいちご狩りも開催
阿波市の『Berry Mate Farm(ベリーメイトファーム)』は、2020年にスタートしたいちご農園。大きなものだとこぶし大ほどにもなる大粒品種[やよい姫]と、濃厚で爽やかな[星の煌めき]を中心に生産しており、中央卸売市場へ出荷したり、阿波市のふるさと納税返礼品として提供したり、各地のマルシェで販売するなどして、大きくて甘いいちごを届けてきた。農薬を減らすために微生物の力を使って土づくりを行い、うまみを凝縮。土耕栽培と高設栽培、それぞれ3棟のハウスを持ち、ジューシーで甘いこだわりのいちごを育んでいる。
「弟やその周囲の人を含めて、目の届く範囲の人たちを幸せにしたい」と未来を見つめる。
若くして農業の道へと進んだ宮田さん。農家の出身でもなければ農業大学で学んだわけでもなく、ゼロからのスタートだったという。
「障害のある弟がいて、弟と一緒に働きたいと思って農業を始めました。いちごを選んだのは価格が安定しているのもあるけど、作業工程が多い作物だからです。作業が多いと仕事がたくさんある。近い将来、就労支援施設を作って、障がいのある人が農業分野で活躍できるよう農福連携を目指しています」。
知人などから栽培方法を学び、2021年のシーズンから本格的にいちごづくりを開始。初年度は[恋みのり]を、よりおいしいいちごを求めて今シーズンは[やよい姫]と[星の煌めき]を生産。現在は宮田さんの思いに賛同した大学時代のサークル仲間がひとり、またひとりと阿波市に移住して、若くてエネルギッシュな農業者が集まり、共にいちごづくりを行っている。
いちご狩りのハウスが完成!観光農園をオープン
取材時(1月下旬)はまだ整備中。看板をつけて、ハウス前を整備して、と準備が進められていた。
高設栽培のいちごハウスが今シーズンから稼働。阿波市唯一のいちご観光農園として、いちご狩りを開催している。
全長約90メートル。真っ赤ないちごがたくさん!
いちご狩りではまるまる実った[やよい姫]が味わえる。果肉がしっかりしており、酸味が少なくとても甘いのが特徴。日中はもちろんだが、夜の営業も行っており、夜はいちごの生育に必要なライトで照らされた幻想的な雰囲気の中でいちご狩りを楽しめる。「夜に出かけられる場所が少ないので、カップルがデートしたり、家族で非日常を過ごしてもらったり、若い人が集まれるスポットになればいいですね」と宮田さん。
宮田さんと共にいちごづくりを行うスタッフさん。それぞれ神奈川県と静岡県出身で阿波市に移住した。口から火がふけるという特技があり、夜のいちご狩りで披露される…かも。
いちご狩りハウスの横に直売所を作ったり、キッチンカーで軽食を提供したり、収穫したいちごをスムージーやいちごあめにその場で加工してくれたり、といったさまざまな取り組みで楽しい農園になるよう準備を進めている。いちご狩りはスタートしており、予約サイトにて受付中だ。
いちご狩りデータ
●期間/開催中~5月末ごろ
●品種/やよい姫
●料/いちご60分食べ放題・昼の部:大人(中学生以上)2,500円、小学生1,000円、未就学児以下500円
夜の部:大人(中学生以上)3,000円、小学生1,500円、未就学児以下500円
※0歳は無料
●予約/要予約(当日可)
●練乳などの持ち込み/可
●いちごの持ち帰り/220グラム500円
●販売/いちご1パック500円、いちごスムージー500円、いちごあめ300円
●イス・テーブル/あり
●手洗い場/なし※設置予定
●トイレ/なし※設置予定
●ベビーカー/利用可(ハウス入場までに段差あり)
おいしいいちごを召し上がれ!
あわわのアプリ限定クーポン
いちごミニパックプレゼント
有効期限/2024年5月30日まで(いちご狩り終了まで)
※いちご狩りを利用の人に限る
※利用時にクーポン画面を提示
※他クーポン・割引との併用不可
※1人1回限り有効
※クーポン期限はいちご狩り開催期間に準ずる
Berry Mate Farm(ベリーメイトファーム)
- 住所/ 阿波市土成町水田字出口206
- 電話/080-3929-4303
- 営業時間/ 10:00~16:00、18:00~20:00
備考/最終入園60分前
- 定休日/月、木 その他休業日/祝日の場合は営業、翌日休
- 駐車場/約30台