2024/02/06 10:00
あわわ編集部
【徳島・ペット・病気予防】過ごしやすい気候になったら ペットのマダニ対策を忘れずに!/ルドルフどうぶつ病院(徳島市北佐古一番町)
これから3月にむかっていくにつれ、人もペットも徐々に過ごしやすくなってきます。
草花も豊かに色づきはじめ、一緒に遠出をしてみたり、お散歩の時間が長くなったり、今から待ちこがれているという人も多いのではないでしょうか?
そんなワクワクシーズンをエンジョイするために気を付けてもらいたいのがマダニ!
徳島市北佐古一番町の『ルドルフどうぶつ病院』田處院長先生に、マダニの危険性と対策について伺いました。
「マダニに噛まれただけなのに!」四国でも感染が広がる致死量の高い感染症SFTS
春になり気候が暖かくなってくると虫たちの活動も活発になってきます。
そういった虫たちはお散歩中にどうしても接触してしまう可能性があるのですが、草むらはそのリスクが限りなく高くなるいわばデンジャースポット。
知らず知らずのうちに噛まれたり、刺されたりしていて、家に帰ってから気が付いたという経験をした人も多いのではないでしょうか?
その後何もなければそれが一番なのですが、なかにはウイルスや寄生虫、アレルギー反応などによって健康を損なってしまうこともあるそうです。
特に今注意してもらいたいのがマダニ。
例えばSFTS(重症熱性血小板減少症候群)はウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染する病気で、中国・四国・九州地方で感染拡大しており注意喚起されています。
発症すると発熱、食欲低下、嘔吐などが見られ、白血球や血小板の数も減少傾向に。犬・ネコどちらも感染のリスクがあり、致死量も高い。
また、ペットに噛まれたり・ひっかかれたりや排泄物の処理をきっかけに人への感染も報告されていて、高齢者の場合死亡例も少なくない。
事前予防の徹底で、発症のリスクを減らすことが可能
感染すると恐ろしい病気ですが、おやつ感覚で服薬できるチュアブル錠や滴下剤によって予防することが可能です。
マダニだけでなくフィラリアやノミ対策まで一度にできるオールインタイプが選ばれていて、1カ月~数カ月の効果期間が期待でき手頃なところも◎
シーズン分をまとめて処方してもらえるうえ、自宅で簡単に保管できるので何度も通院する必要もないそうです。
暖かくなって虫たちの活動が活発化する前に定期健診と合わせて、かかりつけの動物病院の先生に相談してみましょう。
ルドルフどうぶつ病院
- 住所/ 徳島市北佐古一番町 4-17
- 電話/088-679-8930
- 営業時間/9:00~12:30、16:00~19:30
- 定休日/水曜、日曜午後
- 駐車場/7台