「ピアカウンセラーってなあに?」
大学生がメインとなって活動する「とくしま思春期ピアサークル」。若者の悩みは、若者どおしで共有しよう。若者の悩み共有!
突然ですが「悩みがない人」っていると思いますか?
前向きな悩みもあれば、打ち明けられない悩みもありますよね。
友人関係や恋愛、受験、家庭環境、社会に出れば職場環境と、
「悩みしかない」というぐらい、
世の中は「悩み」だらけ。
その悩みに対して、人は、
考え、苦しみ、判断をする。
でも、その判断がでないとき、
自分と同じ悩みを持っている人が、どう解決しているのか知りたいとき、
誰かに相談したり、悩みを聞いてもらえたりしたら、いいですよね♪
今回は、若者の悩みを共有すべく
徳島文理大学で活動している『とくしま思春期ピアサークル』に潜入してきました!
「ピア」とは「仲間」。
『とくしま思春期ピアサークル』では、中学生・高校生の「性」や「生」の悩みについて同世代ならではの目線で、一緒に考えていく活動を徳島県内の各学校で行っています。
思春期にある中学生・高校生を対象にワークを通して「自分に自信を持つ、自分を好きになる、そして自分も相手も大切にすること」を伝えているそうです。
コロナ禍で学校訪問もなかなか難しい状況は続いていますが、「ピアエデュケーション活動」として、昨年は中学校とオンラインで実施したそうです。
また、大学生どおしの悩みを聞いたり、お互いに悩みを共有したりしています。
★実際、どんな質問や悩みが多いですか?
恋愛トークも多いですね。親には言いにくいこともありますしね。性教育についても私たちはしっかり受けているので、自分を大切にできる恋愛をサポートできればと思っています。
どんな話でも、同世代ならではの共感があります。「自分だけかもしれない」と思いがちな人にとっては、とても安心できることなんです。それに、私と考えが違っていても「そういう考えもあるんだな」と思えるんです。
★『ぴあサークル』にはいったきっかけは?
現在、心理学科を専攻していて、心理の仕事に就く上で、人が持つ様々な悩みを知り、それらについて経験値をあげておくことは必要なことだろうと思ったのがきっかけです。
私も、就職したときに役に立つかなと。いろんな人のいろんな悩みを、いろいろな視点がみることができて視野が広がっていると思います。また、ここでは「ピアネーム」でお互いを呼び合い、もう一人の人格が確立できるので、もう一人の自分を楽しめ、客観視もできますね。
思春期ピアカウンセラー養成講座というのがあって、資格として「履歴書に書けるよ」と聞いたのもきっかけの一つでした。
思春期ピアカウンセラー養成講座は、
大学や専門学校で、看護・心理・福祉・教育を学ぶ18歳~概ね20歳までの学生を対象に行われています。
スケジュール等、一部変更になる場合もありますので、詳しくはお問い合わせください。
興味がある人は、[徳島文理大学 森脇智秋研究室]までお問い合わせを。
tel.088-602-8157
メール tokushima_peer@yahho.co.jp
大切なのは、「ピア・仲間」。
仲間と心を開いて不安や悩みを共有・共感しあい、
一緒に考えていく活動(ピアカウンセリング)を、とくしまピアサークルでは行っています。
ひとりで悩やまないで、さあ、話してみよう!
#若者 #悩み #共有 若者の悩み共有事業