2024/04/02 09:00
まっつん
【2024年1月オープン /囲み屋 椿(徳島市銀座)】徳島の美味を全国へ発信! 歌手・俳優・舞踏家として活躍する椿 欣也プロデュースの店
今年でデビュー30周年!
俳優・歌手・舞踏家としての活動のほか、[阿波とくしま観光大使]として地元・徳島のPRも積極的に行っている椿欣也さんがはじめて飲食店をプロデュース。
早くも県内外から注目を集めている。
どんなコンセプトのお店になっているのか取材した。
「食を足掛かりに徳島の魅力を知ってもらう場に」
公演や歌謡ショーなど、自身の活動を通じで全国各地を訪れる機会の多かった椿さん。
そのなかで生まれ故郷の徳島が全国的にあまり知られていないことをうけ、文化発信を開始。
昨年は日本一の格式高き『国立劇場大劇場』にて座長を務め、舞台全体に藍染めを100枚飾ると言うダイナミックな演出をし観客を魅了した!
このほか、ディナーショーに美馬和傘の演出も取り入れている。
さらにPRの幅を広げようとこのたびチャレンジしたのが“食を通じての徳島の発信”。
長年親交のあった大阪の名店『囲み屋 晴』に事情を説明したうえ料理監修を依頼し、徳島の美食と銘酒を味わえる店をオープンさせた。
店内は4名のテーブルが4つに、3名のテーブルが1つ、カウンターが8席。
屋号の囲み屋の言葉どおり、一緒に訪れた大切の人たちを顔を向かい合わせ、ゆったりくつろげるような雰囲気になっている。
テーブルに目をやるとコップ敷やお箸も実に鮮やか、各卓ごとにいろいろな組み合わせがあり、魅せる舞と心揺さぶる芝居を得意とする椿さんの心遣いを感じさせる。
名物は40羽分の鶏ガラからダシをとった、濃厚とり鍋
本家も太鼓判の[阿波尾鶏 とり鍋](一人前2,480円)。※2人前から注文可
監修を受けた『囲み屋 晴』の看板料理・とり鍋を、すべて阿波尾鶏を使ってアップデートしたのがこちら。
40羽分の鶏ガラを大きな寸動で約10時間ほどじっくり煮詰め旨みを凝縮。
そこから一晩寝かして味わいをさらに豊かにするのだが、するとスープ内のコラーゲンが固まり…
提供する際はプルプルのゼリーのような状態に!
テーブルに設置されたコンロで火にかけるとみるみるうちに溶けていき、濃厚な鍋スープが完成する。
阿波尾鶏の本来の旨みを感じてもらうために味付けはシンプルに塩のみ。
食べ方としてはまずスープを一口、その後しいたけや白菜など徳島の新鮮野菜を入れて楽しみ、次に鶏肉を自家製の合わせポン酢で!
鶏肉は定番のモモやつくねのほか、骨付きのモモ肉・ブツの3種類が味わえる。
〆の前はこれまた新鮮なレタスを、しゃぶしゃぶスタイルで!
最後は中華麺か雑炊、鍋を注文した約9割の人がスープを残さず〆まで満喫していくそう。ヤミツキになる必至のとり鍋! 阿波尾鶏の実力おそるべし。
そのほかにも気になる料理が目白押し!
同じく阿波尾鶏を使った[鶏のバラ焼き](1,380円)。
ズリ・せせり・ハラミ・モモと一度に様々な部位を堪能可能。
薬味も山椒・七味・ブラックペッパー・岩塩・柚子胡椒と豊富で、好みやお酒とのペアリングを考えて選べる。
お造りは3種盛り980円、5種盛り1,480円。『徳島中央卸売市場』から毎朝仕入れているので身はプリプリ、舌触りと味の密度も抜群だ。
鳴門金時を使った[コロッケ](2個440円)もスタッフさんイチオシの一品。
岩塩でいただくので、サツマイモの甘さが引き立つ。
季節限定メニューも今後充実させていく予定。
その日のおすすめは、手書きのお品書きでチェック!
お酒は[三芳菊][阿波天水][山笑][高柿木][眉山]などの日本酒に、芋焼酎[鳴門金時]、麦焼酎[おおぼけ こぼけ]など徳島を代表する銘酒揃い!
フルーティーで華やかな味わいのものから淡麗辛口まで、飲み比べも楽しくなりそうだ!
また、新たに水~金曜の3日間は17時〜20時までドリンク半額サービスもスタートするぞ。
運がよければ椿さん本人に会えるかも!
現在は関東を拠点に活動している椿さんだが、仕事ではもちろん時間を見つけては徳島へ帰ってきているとのことで、その際は高確率でお店に立ち寄っている。
お客さんに挨拶にまわり、記念写真もパシャリ!
徳島県内からはもちろん、全国からファンが訪れているとか。
心のこもったおもてなしを感じに訪れてみよう。
囲み屋 椿
- 住所/ 徳島市銀座 10(福助ビル第63 1F東号室)
- 電話/088-679-7097
- 営業時間/17:00~23:00(フード22:00ラストオーダー、ドリンク22:30ラストオーダー)
- 定休日/日
- 駐車場/なし