2024/02/21 10:40
あわわ編集部
徳島の街ネタトピックスを厳選取って出し![旬トピ]2月版
~岩利大閑に導かれて~ 古事記が示す神々の舞台『甦る皇都阿波(ヤマト)への旅 』が出版
突然ですが、歴史クイズです。
あなたは、 岩利大閑(いわりたいかん)という人物をご存知でしょうか?
残念ながら義務教育の歴史教科書には載っていませんが、わが町徳島にとっては、重要な人物です。
端的にまとめると、岩利大閑氏は、古代史の研究家であり、 「阿波は太古天皇家の祖先が築いた王城の地であり、3世紀の邪馬台国時代以来450年にわたって歴代天皇は阿波に都を置いた」というのが研究の最大のテーマ。
そうです。
ここ数年来、「邪馬台国、阿波説」が各メディア等で取り上げられていますが、その元ネタというべき著書を発刊している人物なのです。
2024年2月11日の建国記念日に出版した『甦る皇都阿波(ヤマト)への旅 』は岩利大閑著『道は阿波より始まる』(その一~その三)の3冊の内容を一般読者でも理解しやすいようにまとめた一冊となります。
まとめたのは、古代史塾代表の藤井榮氏。
2年前にも、阿波古代史についての著作を出版した阿波古代史のエキスパート。
本書のコンセプトは、邪馬台国をはじめ古事記の神々の居たスポットを徳島県内を中心に50のテーマで紹介。
各スポットごとに詳細なゆかりの説明がされていて、畿内説や九州説にも負けず劣らずの説得力を感じます。
とはいえ、現在でも、邪馬台国がどこにあったかは論争がつきません。
決着できずとも、阿波徳島にこれだけの史実が重なっていると思えば、それだけで夢は膨らみます。
信じるか信じないかはその人しだい。
ということで。
歴史好きはもちろん、それ以外の人も、阿波の古代を妄想しながら、徳島を再発見するための街歩きガイドブックとして活用してみては?
定価3,300円(税込)。徳島の書店では「紀伊國屋書店」駅前店と「HIRASOH」(平惣)各店で取り扱い中。
2年前に出版した『古代史入門』をあわわWEBでも紹介しました。
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