「自分の好きなことを仕事にしたい。」
「今の生活を変えたい」
「自分らしく働きたい!」
創業の動機は人それぞれ。
起業を目指す人は自分の夢に対して熱い思いがあるはず。
でも
熱い思いだけで起業することはできません。
実際起業をするまでに、必要な準備のアレコレ。
難しく、ややこしいことがたくさんあります。
事業計画書の作成
財務会計等の経営知識
起業資金の調達
融資って??
事業PRって????
これらを準備するのは本当に大変!!
疑問も不安も、わからないことも山積みのはず。
徳島で起業・創業をお考えのみなさんは大丈夫!?
『徳島県信用保証協会』で、創業の夢を実現するために様々なサポートを受けられることをご存じですか?
今回は、実際に『徳島県信用保証協会』の支援を受けて創業した人の体験談を交えて、その魅力をご紹介いたします!
Earthship MIMA インタビュー
実際に『徳島県信用保証協会』の創業支援を受けて起業した『Earthship MIMA』の倉科さんに利用した経緯や今後の目標を伺いました。
神奈川県出身。美馬市の地域おこし協力隊員として徳島県に移住。廃材・間伐材も使用したオフグリッドハウス(公共のインフラに頼らない住まい)『Earthship MIMA』を建設。美馬市山間部で持続可能なライフスタイルを提案する事業を立ち上げ、活動している。
[とくしま創生アワード2016]ファイナリスト
[まちごとファクトリー2017]参加
ー『Earthship MIMA』創業のきっかけは?―
私は神奈川県の出身です。もともと畑をしたり、山での暮らしに憧れを持っていました。そんな憧れを持っていることを人に話した時、紹介されたのが[美馬市地域おこし協力隊]でした。紹介されるまでは[地域おこし協力隊]の存在も知らなくて。2015年7月[地域おこし協力隊員]として美馬市にやってきました。
創業のきっかけは[とくしま創生アワード2016]への参加です。当時、地域おこし協力隊員だった私に行政関係者の方から、ぜひ応募してみないか?との声かけがありました。そこで提案したのが、オフグリッドハウス[Earthship]を建設し、ゲストハウスとして運営するというビジネスプラン。
実は、[Earthship]というオフグリッドハウス(公共のインフラを必要としない建物)のことは、神奈川にいるときから知っていました。自然エネルギーの家に興味をもって調べていて、行き着いた住宅なんです。[Earthship]とは、アメリカ人建築家マイケル・レイノルズ氏が実験に実験を重ね建て続けているオフグリッドハウスの名称です。「公共のインフラに頼らない暮らし」と聞くとハードで苦労の多いイメージを抱かれるかもしれません。でも実際は、トイレも水洗で電気も使えます。サバイバル感がなく、女性一人でも無理なく暮らすことができる。そんな暮らしをいつかしてみたいと考えていました。
そんな憧れが、美馬市での暮らしと結びつき、[とくしま創生アワード2016]での提案につながったんです。山での暮らしや、持続可能な暮らしに憧れを持つ人たちが訪れる場所になるのでは、と思って。
[とくしま創生アワード2016]参加にあたって、事業計画書を書いたこともなかった私はただ思いの丈を綴った作文のような計画書を提出しました。その計画書が、なんとファイナルに残り、たくさんの人の前でプレゼンテーションする機会をいただきました。新聞にも取り上げられ、私の思いに共感してくださった方々から「創業にチャレンジしてはどうか」と勧められ、『徳島県信用保証協会』を紹介してもらいました。たくさんの応援と後押しを受け、創業に踏み出すことにしました。
ー『徳島県信用保証協会』の支援を受けてみていかがでしたかー
創業するには事業計画書が必要ですし、融資を受けなければなりません。私一人ではどうしたらいいのかも分からなかったのですが、『徳島県信用保証協会』のサポートを受け、不安を感じることもなく創業を進めることができました。必要な資料や、提出しなければならない書類は担当の方の指示に沿って一つひとつ準備をしたので、混乱することがありませんでした。『徳島県信用保証協会』では、金融機関とのマッチングも受けることができます。それも安心できたポイントですね。
『徳島県信用保証協会』のサポートを受ける中で感じたのは、各所との連携の強さです。行政、金融機関、地域など様々な機関と強く結びつきがあるので、困った時には各所からサポートを受けることができました。そういった支援を受けることで、地域の人の信頼を得ることもでき、スムーズに創業することができました。しんどかった!と思うことなく、一つひとつ楽しんで準備することができたのは『徳島県信用保証協会』のサポートがあったからだと強く思っています。
ー『Earthship MIMA』の今後についてー
現在私は、『Earthship MIMA』で暮らしながら、この建物の見学ツアーや視察ツアーを行っています。ツアーでは建物の外観から内装まで、建築の過程や生活の仕組みを紹介しています。
例えば、暮らしで使用する電力は12枚の太陽光パネルで発電し賄っています。水は、雨水を屋根でキャッチしてろ過して使用しています。風呂や洗面で使用した水が建物内に植えられた植物の根元を通り、これらの植物を自動的に育てる仕組みです。主な生活空間は、年間を通し室内気温がほぼ21度前後を保つように設計され、冷暖房器具を必要としません。古いタイヤに土を詰め、レンガのように積み上げ、その外側を土で覆うことで実現しています。口で説明しても分かりにくいですよね。そういった生活の工夫を実際に紹介しながらツアー参加者の皆さんに伝えています。
ツアー参加の希望は毎日あります。北海道から沖縄まで日本中からたくさんの人が見学に来てくれるんです。ツアー参加者の方の希望もあり、このような暮らしを体験してもらえるように今年5月にゲストハウスをオープンします。『Earthship MIMA』での宿泊は、一部屋にご宿泊いただき、キッチンやお風呂は共有するスタイルです。私がもう一部屋に暮らしているので、
オフグリッドハウスでの暮らしのコツは様々。例えば、天気によって電気の使用可能量は変化します。さらに夜間は日中に貯蓄した分しか使用できません。季節や天気で生活が変化するんです。私はそんなコツや建物の作りをご案内するコンシェルジュとして、皆さんに持続可能な暮らし方の提案を続けていければと考えています。
↑『Earthship MIMA』見学ツアー・宿泊の申し込みはこちらから
いざ、創業!創業支援の流れ
『徳島県信用保証協会』では、次代の地域経済活性化の担い手を一人でも多く発掘することをめざして創業支援に力を入れています。
中でも大切にしているのは、実現可能性の高い事業アイデアについて、創業を目指す方と意見を交わしながらサポートしていくこと。
徳島にあったらいいなと思う事業や事業者を増やしていくために、金融支援をはじめ、創業相談や創業セミナーの開催など様々な取り組みを行っています。
徳島県信用保証協会の相談窓口を利用してから、創業後のフォローまでのステップを簡単にご紹介します。
Step01.創業前相談
「どんな準備が必要なんだろう。」
「事業計画や収支計画って??」
「資金ってどのくらいかかるの?」
創業前にかかえる不安は多種多様。徳島県信用保証協会ではそんな不安や疑問を、豊富な経験と知識でサポート!具体的な計画(案)がなくても大丈夫。相談は無料なので些細なことでも遠慮せず相談してみよう。
Step02.保証付き融資による金融支援
金銭面をサポートする保証制度を多数用意。丁寧なヒアリングから、創業計画をブラッシュアップしていくので、融資条件や利用制度の組み立てなども同時に行うことができる。事業計画書完成時点で保証付き融資での資金調達も可能なので、“夢の実現”がよりスピードアップ!!
Step03.安心のフォローアップ
創業してからしばらくは、様々な不安や悩みを抱えるはず。なので最初の保証から3年間は『徳島県信用保証協会』の創業支援担当者が担当・対応し、新たな保証の申込や条件変更などの相談に乗ってくれる。また、電話や訪問での聞き取り、決算書の分析など多方面からサポート。中小企業診断士や税理士、デザイナーなどの各部門の専門家とも提携しているので、小さなことでも相談してみて。
個別の相談だけでなく、定期的に創業に関するイベントやセミナーを開催!
例年[女性のための創業セミナー]や[創業フェス]を行い、[創業フェス]では、創業者の『トモニSunSunマーケット』への出店もサポート。テストマーケティングを兼ねて、自社の商品・サービスをPRし、販売するイベントとなりました。
徳島県信用保証協会ホームページ←詳しくはこちらから