2024/05/03 09:30
しばやん
【2024.4月OPEN】遊べるおみやげハウス 日和佐日和(ひわさびより/海部郡美波町)「また来たい!」のきっかけに、いいもの見つかるお土産屋さん
厄除けのお寺として知られる『四国霊場第23番札所 薬王寺』の門前町商店街・桜町通り。昔ながらの商店からカフェやラーメン店といった話題の飲食店まで、新旧さまざまな店舗が立ち並ぶ場所にまたひとつ、新しいお店が営業をはじめた。
ここだけアイテムが豊富!県南のいいものをセレクト
『日和佐日和』は徳島県南部で作られる食品や雑貨を中心に、いいもの・欲しいものを集めたお土産屋さん。これまで常設の取り扱い店がなかった『にいや蒲鉾店』の[アイゴのフィッシュカツ]、藍染め・泥染めのレザー工房『HWDT』の革製品、県南で手に入れるのが難しかった『曲風園』(三好市)の[和紅茶]など、美波町を訪れた人が「また来たい」と思うアイテムをセレクトしている。
『HWDT』は近隣に工房兼ショールームがあるが週末のみの営業のため、『日和佐日和』は常時商品を手に取って見られる場所として重宝されそうだ。お隣には柔らかな光に照らされる『たけの花』(海陽町)のバンブーライト。思わず足をとめて見入ってしまう。
『にいや蒲鉾店』の[アイゴのフィッシュカツ](冷凍商品)。食べずに廃棄されていたアイゴを食用できるように商品化されたもので、これまではマルシェなどのイベントのみで販売されてきた。カレーの風味にしっかり味付けされており、肉厚で満足感が高いという。
『日和佐日和』オリジナル商品も展開
オリジナル商品としてコーヒーやジャム、ポストカードを販売。ブランディングデザイン会社『まめぞうデザイン』が運営しており、生産者と連携して商品開発も手掛けていく。
瀬戸内レモンを使用したジャム。
石垣島ではスキューバダイビングのインストラクターをしていた棚橋さん。今年はサーフィンにチャレンジしたいのだとか。
店長の棚橋さんが作る[コンブチャ]も。コンブチャはお茶を発酵させた善玉菌たっぷりのドリンクで、腸活や美容・健康意識が高い人から注目を集める。棚橋さんは昨夏まで石垣島で7年間暮らしており、島でコンブチャづくりを学んだ。阿波晩茶やハーブティーなどさまざまなお茶から作れるので、そのときどきで新しいコンブチャとの出会いがあるかも。写真のコンブチャはレモングラスバタフライピーのコンブチャで、石垣島のハーブを使用。
昆布茶とは全く違う飲み物。
コンブチャは量り売りで販売。「飲みやすくておいしい」「体にやさしい」とすでにリピーターがついているほど人気だ。
取材時は180種類ほどのアイテムがそろっていた。
「まだまだいいものを発掘したり、生産者とコラボしたワークショップも定期的にやっていきたい」と棚橋さん。訪れたときに立ち寄りたいのはもちろん、美波町に足を運ぶきっかけを作ってくれる場所だ。
遊べるおみやげハウス 日和佐日和(ひわさびより)
- 住所/ 海部郡美波町奥河内寺前229-3
- 電話/0884-70-1857
- 営業時間/11:00~17:00
- 定休日/月 その他休業日/第1・3日曜、不定休
- 駐車場/なし