2024/04/27 14:00
さあや
【2024年2月オープン/阿波原始焼き 徳島鉄板焼 よき日(徳島市八百屋町)】活気あふれる居酒屋で 名物・阿波原始焼きを食らう
熱気が溢れ、街中が賑やかになる阿波おどり。
お盆の4日間が待ち遠しいものだが、JR徳島駅付近に「阿波おどりみたい」とお客が集まる居酒屋がオープン。
毎日阿波おどり気分が味わえる活気溢れるお店を取材した。
「来てくれたお客を元気にしたい」
場所は徳島市八百屋町の交差点。モナクレッセントビルの1階にある黄色いシートが目立つ店だ。
ここはとにかく元気な居酒屋。12時から0時まで営業しており、昼呑みもできるお店だ。
「自分たちが元気だったらお客さんも元気になれる」と、特に夜営業ではスタッフの威勢の良い声が飛び交い、お客も自然と笑顔になる光景が広がる。
サラリーマンや学生が楽しそうな声に引き寄せられ、次々とお店に集まり、おいしい料理と酒を楽しみながら疲れを癒している。
店内に入ると、カウンター席の前には大きな鉄板と、お祭りの屋台を連想させるキッチンが目に飛び込む。椅子はコンテナを裏返したものでTHE・居酒屋というような雰囲気も味わえる。
内装はオーナーの今中さんらがDIYしたという。目の前で調理を堪能できるライブ感が特徴的だ。
ランチタイムは鉄板で焼く[オムライス](800円)や[ハンバーグデミソース](1,000円)に加え、中洲の市場から仕入れてきた新鮮な魚介の[本日の刺し盛り定食](1,400円~)や[ステーキ定食](1,800円~)がメニューに。昼呑みメニューも豊富で、取材時には若い女性が昼からお酒を楽しんでいた。
「徳島では少ない、昼呑みができるお店にしたかった」とオーナー。アクセスも良く、おいしいお酒が昼から飲める店のオープンは多くのお客に喜ばれている。
夜メニューは、オーナーのひいおばあちゃんが100年以上使っていたという火鉢で[トロいわし](750円)や[大海老](650円)をじっくり焼き上げる「阿波原始焼き」が名物。
写真の阿波尾鶏を焼き上げる[ワンナイトチキン](1,500円)や[屋台餃子](540円)、肝バターとトリュフ塩で焼き上げる[あわびステーキ](1,800円)も人気だ。
写真は[鮭ハラス一夜干し](700円)。前夜から仕込み、旨みが凝縮されている。
店内の壁には、芸能人のイメージで味わいを表現した日本酒、地酒の名前が。すべて500円で、お酒に詳しくない人も困らず注文することができる。
オーナーいち押しのお酒は[よき日サワー](600円)。大葉のピクルスを入れた自家製シロップのサワー。珍しい酒で人気も高いという。
席は、カウンターにテーブル、立ち呑み席、個室とあり、幅広いシーンで活用できる。宴会利用も可能だ。
オーナーは、これまでも徳島で飲食店やバーを経営してきた。
そのなかで見えてきたのは徳島の街や居酒屋の現実。「もっと人が増え、活気が出れば」という想いで今日も元気にお客を迎え入れる。
阿波原始焼き 徳島鉄板焼 よき日
- 住所/ 徳島市八百屋町 2-21(モナクレッセントビル1F)
- 電話/088-660-7897
- 営業時間/12:00~0:00
- 定休日/月
- 駐車場/なし