「おかえりなさい！」喜びの声、続々！再登場のお店2選

旨辛キムチ鍋専門 ヨジョン亭

鴨島町で愛されていた韓国鍋専門店が10年ほどの時を経て再び看板を上げた。場所は県道30号沿いへ移ったが昔と変わらない味を提供し、かつての常連からは喜びの声があがっている。

メニューは［キムチもつ鍋］（3,680円～）をはじめとする3種類。トッピングにはトッポギやラーメン、カキなど約30種類からセレクトでき自分好みの鍋を完成させられる。

プリプリのホソもつがゴロゴロと入った［キムチもつ鍋］（3,680円～）。

［ヤンニョムチキン］（980円）や［エビマヨネーズ］（980円）、［とり軟骨唐揚げ］（680円）などの一品料理も合わせて注文したい。

家に持ち帰って火をかけるだけで食べられる鍋のテイクアウトも可能。

中華そば 春陽軒

徳島市北矢三町。2021年に惜しまれつつも店を閉じた『春陽軒』のラーメンを求めて多くのファンが絶えず訪れている。連日行列ができ、老若男女が幸せそうな表情で店を後にしていく。

昭和52（1977）年ごろより『ウーハン』、平成5（1993）年より南田宮で現在の屋号に変え中華そばを提供してきた『春陽軒』は約3年前、店主夫婦の体調不良により閉店を余儀なくされた。

しかし2024年、「春陽軒復活」という県民待望のニュースが舞い込んだ。地元住民に祝福されながら再び看板を上げたのは4月17日。復活の発端となったのは店主・近藤さんの家族の応援だったという。「もう一回やらんかと子どもたちが立ち上がってくれて、体調も良くなってきていたというのもあったし、背中を押されました」と近藤さん。

これぞ 徳島ラーメンと言わんばかりの濃厚な色合いのスープだが、見た目とは裏腹に飲み干せるほどすっきりとした口当たりの［中華そば　肉玉子入り］（1,000円）。

おまちかねの一杯は変わらず豚骨と鶏ガラを煮詰めたスープに特製醤油ダレを合わせた濃厚 徳島ラーメン。中細ストレート麺がよく絡み、旨みが染み込んだ豚バラ肉にもやし、ネギ、メンマの上には卵黄が光る。