【徳島スイーツ部／おやCHU】terrace38（テラスサーティーエイト／徳島市東船場町）常夏の国・フィリピンのちゅるちゅるお豆腐スイーツ「タホ」

スイーツであま～いひとときを！ 今食べたい徳島のスイーツ情報をお届けします。今回はこちら！

テラスサーティーエイトのタホ

［タホ］（490円）。

グラスの中には豆腐、タピオカ、黒糖シロップの3つだけ。豆腐を好きな案配に崩し混ぜながら、つるっとのど越しを楽しむ。

これは、常夏の国・フィリピンで親しまれるスイーツ・タホ。フィリピンではおやつはもちろん、朝食代わりにも食べられる定番スイーツだ。

小粒のタピオカや豆腐には甘みをつけず、あっさりとヘルシーに。

黒糖シロップにはマスコバド糖（フィリピン産の黒砂糖）と沖縄県産の黒糖をブレンド。コクがありつつもすっきりとしており、ミネラルたっぷりで夏の体にうれしい甘さ。

現地では温かい状態で食べられることが多いが、カフェでは夏は冷たくして提供される。

フィリピンでは行商人がバケツをかついで販売しており、子どもから大人まで親しまれている日常の味。行商人によっても少しずつ味が違っているそうで、ここでは店主のカミールさんが幼少期から食べ慣れたものを再現しているという。

ほかにもいろいろ、フィリピンスイーツ！

薄いアルミの型を使って、低温でじっくり蒸し上げる俵型の［レッチェプリン］（大判濃厚プリン・890円）や、バナナとジャックフルーツ（パイナップルとバナナの中間のような大きなフルーツ）の揚げ春巻き［トゥロン］（880円）、フルーツとシャリシャリのあらびき氷を使用した具だくさんのかき氷［ハロハロ］（860円・夏季限定）など、さまざまなフィリピンスイーツが楽しめる。

また1年中、温暖な気候のフィリピン料理はエスニックの中でも香辛料をあまり使わないのが特徴。食事はお酢、しょう油、砂糖を中心とした調味料で味付けし、日本人にも馴染みやすい。カフェはそんなフィリピン料理の専門店として、現地のおいしさを伝えている。