【未来の日本代表！Challenge！スポーツ】徳島で挑戦！スポーツの祭典で注目された4つの競技を紹介！

スケートボード

教えてくれた人

花井 和也さん（43歳）

徳島市出身。佐那河内村にあるスケートボードショップ『WAUM（輪生む）』のオーナー。大阪のスケートボードショップで店長を務めたのちに帰郷し、店を構えて今年で11年になる。スケートボードのカルチャーに魅せられ25年。過去にスケートボードの映像作品に登場するなどスケーターの間で憧れの存在である。

SHOP

厳選されたブランドやチームの商品を販売。安定して滑ることができる初心者用や、上級者向けのボードはもちろん、Tシャツなどのアパレル商品も並ぶ。挑戦したい技や要望をもとに、その人に合ったボードのセレクトやカスタムもしてくれるよ。

サーフィン

教えてくれた人

武知 実波さん（30歳）

阿南市出身。徳島県初の女子プロサーファー。両親が『ローカルエナジーサーフショップ（LES）』（阿南市）を営んでおり、小学4年生よりサーフィンに勤しむ。中学2年生でジュニアの日本代表、高校3年生でプロサーファーの道を歩み、世界ツアーを回る実力者。現在は『THE MINAMI』という屋号で、サーフィンのコーチングや講演、阿南市の小学校にてサーフィン体験教室を行うなど、サーフィンと教育を通して子どもたちの心身の成長を支援している。日本サーフィン連盟理事（教育本部担当）。中高教員免許（英語）保有。

8年後が楽しみ！推しの子☆

井村 晴さん （中学2年生）　
サーフィン歴：6年
・日本サーフィン連盟公認大会Aランク
・第19回 鳥取県岩美町杯浦富海岸ビーチ クリーンCUP スペシャルクラス 4位入賞

これまでサーフィン、合気道、体操、空手、BMXなどさまざまなスポーツに取り組んできた晴さん。これらは彼の「やってみたい！」という好奇心によるもの。お母さんは「4歳のころ、戦いごっこが好きだった息子に合気道を勧めてみたところ興味を持ち、やってみることになりました。そこでの成功体験が自信に繋がっていろんなことに関心を持つようになったのかもしれない」と話す。「サーフィンは自然が相手。いかにいい波を掴んで技をするか。難しいけどおもしろいです」と今はサーフィンに夢中の晴さん。週末には大会で全国を回り、一般クラスで大人と戦い功績を残している。

SHOP・SCHOOL

モットーは、安全第一に楽しく波乗り。初心者からアマチュア選手の育成まで
幅広くサポートしている。小学校の課外授業や、スポーツクラブなどでも
サーフィンスクールを開催。自社工場にてLESサーフボードの製造もしている。

スポーツクライミング

教えてくれた人

安藤 悠馬さん（23歳）

岡山県出身。今年3月から『join climbing gym』を運営。友人がバイトしていたボルダリングジムに遊びに行ったことがきっかけでボルダリングに興味を持ち、その時登れなかった悔しさから本格的に競技への挑戦を始める。大学ではボルダリング部に所属し、国体徳島県予選会2位の成績を収めた。小学1年生からボルダリングを始める大学1年生までサッカー一筋だった元サッカー少年でもあり、大学入学当初はサッカー部とボルダリング部を兼部していたそう。

8年後が楽しみ！推しの子☆

光莉さん（ 小学3年生）
ボルダリング歴：3カ月

手足を大きく広げてあっという間に上部まで登っていく光莉さん。途中、ホールドから手が滑って落ちてしまってもその表情はにっこり笑顔。バスケやアクロバットなどいろいろなスポーツを体験できる習いごとでボルダリングに出会い、上まで登れたことがうれしくてキッズスクールに通い始めた。その後ジム会員にも登録し、多いときは毎日ジムを訪れて練習することもあるというほどのハマりっぷり。ホールドを掴むためにボルダリングで鍛えられた指力は家族のマッサージにも役立っているのだとか。

PLAY・SCHOOL

ボルダリングジム。高さ約5メートルのボルダリングウォールで初心者のボルダリング体験から競技者の練習まで対応。ルールなどは丁寧に説明してくれるので、スポーツアクティビティの一つとして気軽にボルダリングに挑戦できる。高さ約2.5メートルのキッズウォールもあり、家族みんなで一緒に楽しめるよ。

BMXフリースタイル

教えてくれた人

片岡 えいじさん（39歳）

大阪府出身。14歳のときにBMXフラットランドの聖地と呼ばれる練習場でBMXの演技に魅了され、先輩ライダーの生き方や服装などに刺激を受け、毎日放課後に通い詰めるほどBMXにのめり込む。通っていた練習場にプロ選手がいたこともあり、プロライダーを意識し始め、アマチュアの大会で好成績を残したことで、大学生のときにプロデビュー。BMXと共に世界を巡り、帰国後、小笠原諸島の父島を経て、2020年に阿南市に移住。『Voyage BMX SCHOOL』を営む。

8年後が楽しみ！推しの子☆

片岡 奏太さん （小学2年生）　
BMX歴：2年
・BMXフラットランド大会 （ 広島競輪場）チャレンジクラス3位
・第1回YY CUP初心者クラス3位

父・えいじさんのトリックを小さな頃から目にしてきた奏太さんのファーストバイクはもちろんBMX。自転車に乗れるようになり、5歳ごろから自分の意志で練習を始めた。1日1～2時間の練習を週3回ほど行っており、すでに大会での入賞経験も。技術の習得までに1年近くかかるトリックもあるというが、挑戦と失敗を繰り返して技が成功したときは「たくさん褒めてもらえるからうれしい」と笑顔。30～40種類の技を習得していて、父とともにショーでパフォーマンスを行うこともある。

SCHOOL

BMXフラットランド種目の専門スクールとして、2021年にオープン。少人数制のグループレッスンや個別レッスンによる丁寧な指導のほか、BMXショーなどのパフォーマンスでたくさんの人にBMXの魅力を伝えている。まずは体験レッスンでBMXの楽しさに触れてみよう。

みんなのチャレンジを応援！施設インフォメーション

これまで紹介した競技や、その他さまざまなスポーツができる施設を紹介。気になるスポーツを一人でも、家族でも楽しむことができるよ。一緒にがんばる友だちにも出会えるかも。

パークデビューもおまかせ！ スポーツの挑戦を後押し

スケートボードパークの利用料は 一般300円、高校生以下150円。 熱中症対策のため暑さ指数 31度以上で営業中止になる のでご注意を。

キッズボルダリングは小さな 子どもたちからも人気。 遊びの中で気軽に競技に触 れられる。

スケートリンクは、スケート靴や サポーターなどのレンタルができるよ （手袋は持参してね）。

昨年オープンした全天候型カルチャー＆スポーツ施設。県内唯一の人工スケートリンクを備え、多様なスポーツ体験を叶えてくれる。スケートボードパークはパークデビューの人も安心して楽しめる基本のセクション（障害物）に加えて、ウェーブ状の練習台も。また無料の遊び場・キッズパークにはキッズ向けのボルダリングスペースがあり、ちびっ子の初めてのボルダリング体験ができるよ。

鳴門市からオリンピック選手を！ 本格スケートパークを完備

無料で利用できるスケートパーク。 鳴門の海の海流や渦潮を表現した 作りになっているよ。

ボルダリングは『ウズホール』内に。 ボートレース開催日は入場料100円、 リードクライミングは小学生100円、 中学生以上300円が必要。開館日は HPをチェック。

鮮やかなブルーが映える バスケットコート。

鳴門市からオリンピック選手を世界へ送り出そうと、西日本最大級のスケートパークをはじめ、無料施設としては国内最大級のボルダリング設備を有する。スケートパークはオールコンクリートで、18個のセクション（障害物）はプロスケーターが監修しており、初心者から上級者まで隔たりなく練習できる。ボルダリングスペースでは、上へと高く登っていくリードクライミング（小学生以上）もできるよ。