徳島の音楽シーンに長年携わっていたお2人から話を伺い、今一度自分にとって、音楽やライブが重要なピースだったんだなと気づかされました。
コロナが落ち着いたら、絶対生で音楽を感じたい!
その想いもあって、早速僕もチャリティTシャツをポチっとしました。
受注販売終了まであまり期間がありませんが、この記事を読んで「自分も何か力になりたい」と思う方がいらっしゃれば、このTシャツを着て支援の輪を広げませんか?
新型コロナウイルスの猛威が拡大し、徳島県内の飲食店や商業施設は休業や時短営業を余儀なくされています。
ゴールデンウイークに「おでかけしたかったけど、お目当ての店がやっていなかった」という経験をし、コロナによる社会の変化を身をもって体感したという人も多いのではないでしょうか?
実は、僕もその一人です。
そこで気になったのが、音楽業界です。
これまで数カ月に1回はライブに行き、大型連休はフェス遠征をしていた僕が、コロナが蔓延しだしてからピタッと動かなくなったのです。
そもそも音楽ライブじたいが少なくなっていることもありますが、昨年のライブハウスクラスターがあってから、そういった施設に顔を出すことが「なんとなく、いけないような気がする」という想いからでした。
徳島のライブハウスは、今どうなっているんだろう…。
お話を伺うことにしたのは、秋田町にある『club GRINDHOUSE』。
『あわわ』にたくさんの音楽イベント情報をリリースいただいているほか、僕個人としても観客として何度も訪れる機会のあった思い入れの深いライブハウスです。
コロナ前は、プロ・アマ問わず毎日のように音楽イベントが開催されていましたが、現在はどのようになっているのでしょうか?
まっつん
今現在、徳島の音楽(ライブ)シーンはどのような状況になっていますか?
内藤代表
まず、徳島県内でコロナウイルスの感染が広がるはるか前から、ライブイベントが開催できなくなっていました。昨年の3月頃からだったと思います。その状況は夏まで続きました。その後は、新しい様式にのっとって、消毒や検温の徹底、定期的な換気、密を作らないなどの対策を講じ、どうにかライブができる環境を用意することはできたのですが、コロナ前の賑わいとは程遠く、貸し出しの申し込みも少ない状況です。
まっつん
イベントに参加する観客が敬遠傾向にあるということでしょうか?
内藤代表
もちろん、それもあると思います。昨年の春にライブハウスクラスターが大きく報道されたので、対策が講じられた現在もそのイメージが強いのだと思います。また、バンド側の事情も大きく関係しています。例えばインディーズバンドであれば、普段は一般の方と同じように働いている人が多く、メンバーの中に一人でも医療従事者や介護関係の職、サービス職などについていらっしゃる方がいたら、そもそも集まって練習することができません。それ以外の業種でも、この状況下で音楽活動を快く認めてくれるところは少ないのではないでしょうか。
まっつん
なるほど、そういった事情もあるのですね。。
内藤代表
苦しい状況下ではありますが、今活動できなくて苦しんでいるバンドマンや「コロナがおさまったらライブに行きたい」と考えてくれている音楽ファンの皆さんの気持ちに応えるためにも、今がふんばりどきだと考えています。嬉しいことに『club GRINDHOUSE』を利用してくれていたバンドも応援してくれているので!
まっつん
例えば、どのような応援ですか?
内藤代表
徳島県発のコミックバンド四星球は、昨年チャリティコラボグッズを作ってくれ、売り上げを全額寄付してくれました。同じくチャットモンチーの3人も周年記念コラボTシャツで支援してくれました。まず橋本絵莉子さん、次に福岡晃子さん、そして現在は高橋久美子さんとのコラボTシャツがオンラインショップで販売されています。この2つのバンドは、『club GRINDHOUSE』の前身『JITTER BUG(ジッターバグ)』時代からの付き合いで、『club GRINDHOUSE』のこけら落としライブにも出演してくれました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
まっつん
心温まるエピソードですね。私たちが直接何かできることは少ないのかもしれませんが、グッズ購入というかたちで、少しでもライブハウスのことを応援できるんだなと感じました。貴重なお時間ありがとうございます!
まっつん
コラボTシャツでの支援について、伺いました。どのような経緯でこのお話が進んだのでしょうか?
高橋さん
えっちゃんが第1弾、あっこちゃんが第2弾で『club GRINDHOUSE』の10周年TシャツやロンTを昨年デザインして、そのバトンを私が引き継ぎました。詳しく説明すると、代表の内藤さんからオファーをいただき『club GRINDHOUSE』10周年記念ライブを昨年竹原ピストルさんと対バンを行う予定でした。私は朗読ライブを実施することになっていたのですが、コロナの影響で何度か延期になり、一時は「配信に切り替えるか?」といった案も出たのですが、やはり「落ち着いてから『club GRINDHOUSE』で生で見たり聴いたりしてもらったどうがいいね」ということになりライブは中止に。「その代わりに私もTシャツ、今度は11周年になるけどデザインしましょうか!」となり、内藤さんも「是非お願いしたい」ということで今回の話がまとまりました。
まっつん
なるほど! そうだったんですね。デザインもすごくかわいいですよね。
高橋さん
ありがとうございます!
高橋さん
招き猫と金長だぬきを合体させてイラストは、コロナが落ち着いたらライブハウスに来てほしいという想いが込められています。原画を私が考え、個人的に親交のある長野県在住の画家白井ゆみ枝さんに仕上げていただきました。白井さんとは2010年からヒトノユメ展という大規模な、詩と絵の展覧会を開催していて、2011年夏には一ヶ月徳島の万代中央埠頭のアクアチッタの倉庫を借りてかなり大規模な展覧会をしました。その設営や運営で白井さんも三ヶ月徳島に滞在。徳島に対して思い入れを持ってくれていたので、今回のコラボにつながったんだと思います。
まっつん
デザインも可愛いですし子どもサイズもあるので、これからの時期親子コーデとかもできそうですね。
まっつん
高橋さんがしたためられた詩についてもお伺いしていいですか?
高橋さん
ギャーン、ブーン、ドンドン…、息を吸って、ジャーン!!!
ライブハウスで浴びる音の塊。
音と音が出会い音楽になり、エモーションが生まれる場所。そこに立ち会う観客。
どちらにも体の真ん中に火が灯る。
今も、これからもライブハウスが私達には必要です。
それは、私の中にあの一瞬の感動が未だに灯り続けているからなのです。
その思いを込めて、詩を書き下ろしました。
チャットモンチーと、私を育ててくれたグラインドハウスに
感謝とエールを込めて。
まっつん
一人の音楽ファンとして、その想いとても共感できます。ライブが少なくなって、心にぽっかり穴があいてしまった感覚というか。ぜひまた、あの感動の灯をライブハウスで取り戻したい。本日は貴重なお話ありがとうございました!
高橋さん
こちらこそ、早く安心してライブが楽しめるに日常が戻るといいですね。
『club GRINDHOUSE』の通販サイトで購入可能。
商品名/club GRINDHOUSE11周年記念コラボTシャツ!Design by 高橋久美子“exチャットモンチー”
取り扱いサイズ/100、110、120、130、140、150、S、M、L、XL、XXL、XXXL
価格/各サイズ3,000円(送料無料)
販売期間/5月15日(土)23:59までの受注販売
商品名/club GRINDHOUSE11周年記念Tシャツ!Design by 7110
取り扱いサイズ/100、110、120、130、140、150、S、M、L、XL、XXL、XXXL
価格/各サイズ3,000円(送料無料)
販売期間/5月15日(土)23:59までの受注販売
徳島の音楽シーンに長年携わっていたお2人から話を伺い、今一度自分にとって、音楽やライブが重要なピースだったんだなと気づかされました。
コロナが落ち着いたら、絶対生で音楽を感じたい!
その想いもあって、早速僕もチャリティTシャツをポチっとしました。
受注販売終了まであまり期間がありませんが、この記事を読んで「自分も何か力になりたい」と思う方がいらっしゃれば、このTシャツを着て支援の輪を広げませんか?