2022/08/15 13:04
まっつん
【街ネタ/尾田木材】(板野町)丸太の端材で簡単焚火! スウェーデントーチでアウトドア気分をお手軽に
今、世の中は空前のキャンプブーム!
デイキャンプに、オートキャンプ、ソロキャンプ、グランピングなど。
アウトドアにそこまで詳しい人でなくても、そういった言葉を耳にする機会が増えています!
徳島県内でも関連グッズの取り扱い店や専門店が増加しており、自分もそのブームに「乗っかりたい」とは思いつつも、どの用品をどのように使えばいいのかちんぷんかんぷん。
今だ手を出せずにいます(笑)
![【街ネタ/尾田木材】(板野町)丸太の端材で簡単焚火! スウェーデントーチでアウトドア気分をお手軽に](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/e633558eba28f912cf2c298de9c114205fc10eb45d08e05a8fd14506790e47df631181715bf12.jpg)
手頃なところで「焚火くらいからチャレンジしてみようか」と編集部で話が出ていたりするのですが、そこらへんの木を拾って燃やすだけではどこか味気ないというか…。
「初心者でも簡単に扱えて、しかもアウトドア気分を味わえる、そんなアイテムないものか」
そんなとき、今回紹介するスウェーデントーチ[ONBOK(オンボク)]に出会ったのです。
小型の丸太1本でお手軽焚火!端材を活用したスウェーデントーチ
![【街ネタ/尾田木材】(板野町)丸太の端材で簡単焚火! スウェーデントーチでアウトドア気分をお手軽に](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/7e1e7fda2fc0757e6a27940bf40b50b0402034d5c7170ad87cabe1ca554ec5d2631181715dbb8.jpg)
やってきたのは板野町にある80年以上の歴史を持つ老舗の木材会社『尾田木材』さん。
業者から仕入れた大小さまざまな大きさ・太さの丸太を、建材用に決められた大きさにカットしたり、組み立てやすいように事前に加工を施したり、木材加工を生業にされている会社です。
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そうした業務のなかでは、どうしても半端なサイズの端材が生まれてしまい、その有効活用について長年考えられていました。
冬場に暖をとれるように近所の少年野球チームに寄付したり、パルプの材料として再利用してもらえるように知り合いの業者に頼んだり、これまでもそういった活動をされていたのですが、2021年春から独自で新しく命を吹き込むことに。
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それがこちらの小丸太のスウェーデントーチ[ONBOK(オンボク)]
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スウェーデントーチは切り込みを入れた丸太に直接火をつける北欧発祥の焚火のこと。
たいまつの丸太版とでも言えばいいのでしょうか。
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このように切り込みに着火材を入れて
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ライターなどで着火すれば
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ものの数分で木に火が付きます。
途中で薪を追加する必要がないので、一度火がつけばあとはそのままで超ラクチンです!
地面の上など燃え広がる可能性がない場所であれば、焚火台を準備する必要もありません。
※少しでも燃えそうなものが近くにあるときは、焚火台(BBQコンロでも可)やホームセンターなどでも買える防火シートなどを活用しましょう。
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ちなみにこちらのスウェーデントーチでは、1本で約2時間。
ハーフサイズで約1時間の焚火が楽しめるそうです。
暖をとる以外にも、たくさんの魅力が!
スウェーデントーチに魅せられる人が増加している理由は、マルチな楽しみ方です。
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小型のスキレット鍋を用意すれば、このように簡単な調理をこなすことができます。
写真のように卵やソーセージを焼いたりすることはもちろん、お湯を沸かしてコーヒーを味わったり、串に刺したマシュマロをトロトロにすることもできます。
また、木によって燃え方に特徴があり、松は火力が強く、杉は心がなごむやわらかな炎、ひのきは燃えるときの香りが一番!
また、夜になると燃えるトーチそのものが光のオブジェのように見え、なかなかSNS映えするとか。
誕生のきっかけは、奥さんの一言「やっぱり、もったいなくない?」
これまでさまざまな方面に端材を寄付していた『尾田木材』さんですが、量が量だけに捨ててしまうものもあるのだといいます。
そこに目をつけたのは、尾田社長の奥さんであるひとみさん。
「こんな、しっかりした木なのに、捨ててしまうのはもったいなくない?」
特にキャンプ好きとかDIY好きだったというわけではなく、SNSやネットを通じてスウェーデントーチにたどり着き、自らブランディングに動きました。
「妻の視点には驚かされました! スウェーデントーチであれば、特別な機械や人員を導入しなくても作れ、時間もそれほどかかりません。従業員もこれでたくさんの人が喜んでもらえるならと喜んで作ってくれています」
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小丸太をある程度同じ長さに切りそろえ、燃えやすくなるように一度乾燥。チェーンソーで十字に切り込みを入れて完成です。
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「 スウェーデントーチの火は見ていてとても穏やかな気持ちになれます。暖をとりながら星を眺める時間が好きです」とひとみさん。
SDGsが叫ばれる今の時代、これまでの当たり前を守るのではなく、老舗だから変えていく。
新しいことを受け入れ、社員全員が同じベクトルで動けたからこそ、このようなあたたかみのあるブランドが生まれたのではないでしょうか!
現在徳島県内の以下の5カ所で販売中。
●『尾田木材』(板野町)
●『道の駅 いたの』(板野町)
●『hair create calm』(藍住町)
●『gelato&crepe ridente』(徳島市)
●『こはる日和』(阿南市)
値段は長さや太さによって異なり、600円~1,000円。
風通しのよい場所に置いておけば、自宅でも日持ちするようです。
あなたも焚火デビューしてみませんか?
尾田木材
- 住所/ 板野町 大寺字野神155
- 電話/088-672-0043
- 営業時間/ 7:30〜18:00
備考/『尾田木材』で購入の場合は、事前に電話での予約が必要 メールでの問い合わせ/onboku.company@gmail.com
- 定休日/日
- 駐車場/なし