《菓子工房かりまん》スイーツの新ジャンル「かりまん」誕生！

2024/11/20 17:35

しばやん

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【読了３分】
あわわのアプリ編集部のしばやんです。

カリッサクッ！食感の虜

かしこうぼうかりまん／2024年9月オープン／徳島市大原町

▲カウンターにいろいろな種類の［かりまん］や和菓子が並ぶ。すべて1個から購入でき、欲しい数を伝えるとスタッフさんが袋に入れてくれるよ。

［かりまん］は和菓子職人・川下さんが作る特製かりんとう饅頭のこと。約5年前から『サントノーレ川下』（小松島市）で販売をはじめ、カリカリ食感が多くの人を虜にしてきた。

「和菓子の中のかりんとう饅頭ではなく、［かりまん］というスイーツのジャンルとして広まったらおもしろい」と、生地やあんこに趣向を凝らし、さまざまな［かりまん］を展開するお店をオープン。

黒糖風味の［かりんと饅頭］をベースに多彩なアレンジが施された［かりまん］が1日5種類ほど店頭にお目見えする。ラインアップは少しずつ入れ替わるので、どんな［かりまん］に出会えるか楽しみに訪れたい。

また、大福やどら焼きなどの和菓子も豊富に展開。川下さんの「もっと気軽に和菓子に親しんでほしい」という心づかいを随所に感じる店づくりにも注目だ。

▲通常の［かりんと饅頭］をアレンジしたさまざまな［かりまん］。［かりまん抹茶］（120円）は［かりんと饅頭］を抹茶チョコレートでコーティングし、本抹茶パウダーをトッピング。

《菓子工房かりまん》ココスゴ！

●［かりんと饅頭］は約5年前に実家の洋菓子店『サントノーレ川下』（小松島市）で販売を始めた。イベントに出店したり、川下さんのSNSで購入者とかりまんの写真をアップしたり、食べた人の口コミが広がったりして評判になり、多くの人が知る人気商品に。
●こだわりはカリカリ＆サクサクの食感。当初は「固すぎる…」という声もあったというが、「かりんとうらしい食感はゆずれない」とどこよりもカリッとした食感を目指していて、それが多くの人に支持される理由のひとつでもある。
●中のあんこはあずきの風味をあえて抑えることで、誰もが食べやすい味わいに。かりんとう生地の配合も少しずつ見直しながら味と食感を追求している。
●お客さんが注文するときに「かりまん」と略して言っていたのを聞いて、川下さんが大切にする親しみやすさにぴったりだったことから店名を『かりまん』に。
●［かりまん］は抹茶、アーモンドショコラ、塩キャラメル、紫いもなどチョコレートでコーティングしてアレンジしたもののほか、中を栗やかぼちゃ餡に変えたものなど、多様なラインアップで楽しませてくれる。
●親しみやすい店づくりを大切にしており、和菓子屋さんでありながら、商品とお客さんの距離が近いパン屋さんのようなレイアウトを取り入れた。
●代表の川下さんは「和菓子の文化を残していきたい」という思いとともに、「和菓子の枠にとらわれない新ジャンルとして［かりまん］を広めていきたい」という。