【お役立ちアイデア6選】子どもと暮らしを楽しむ部屋づくりとは？インテリアショップのスタッフさんに聞きました

成長に合わせた新しい家具や収納を考えるとき、どのように選べばいいんだろう？

子どもとの暮らしを楽しむ部屋づくりのアイデアを6つ、インテリアショップのみなさんに聞きました。

1年の始まりは、素敵に整ったお気に入りの部屋で迎えましょう。

※掲載情報は2024年11月現在のものです。

【Q】増え続けるおもちゃの収納に困っています…

おもちゃは子どもが遊びたいと思ったとき、すぐ手に取れるように見える収納棚に片付けるのがおすすめです。そのためにも、おもちゃが多すぎる場合は整理して、子どもの年齢や発達に応じた必要なおもちゃを厳選しましょう。おもちゃ箱に放り込むのが楽ちんと思われがちですが、種類の違うおもちゃがごちゃまぜになったり、壊れたり紛失しても気づかなかったりすると子どもの遊びに影響します。おもちゃの置き場所に保育園などでも使われている［白木棚］はずっしりと頑丈で、リビングのインテリアとしても馴染みやすいです。おもちゃが視界に入ることで遊びへの意欲につながり、子どもがスムーズに遊びに集中できます。遊びやすく片付けやすい環境を整えてあげましょう。

【Q】初めての家具。何からそろえたらいい？

“小学6年生までに持ち物が5倍になる”と言われており、整理整頓に悩まれる方も多いと思います。まずは子どもスペースに収納棚を配置し、身の回りの物を管理する習慣を身に付けるのもいいでしょう。1人で学習する時間が増えたらデスクを買い足し、その後にベッドというように、カスタムしたり一体化できるシリーズ家具も販売しています。

【Q】失敗しない家具選びをするには？

家具を買う前に置く部屋の間取り、子ども部屋などへの移動の有無をシミュレーションすることが大切です。残念ながら購入後にスペースや配置の悩みを持つお客さんもいらっしゃいます。当店では、お部屋の図面や画像をお持ちいただき、3Dでインテリアプランニングを行い、家具はもちろん、カーテンやラグなどのコーディネートも提案しています。

【Q】インテリアにこだわりたいけどリビングスペースにゆとりがないです

最近は「リビング学習」という言葉があるように、家族みんなが同じ空間で過ごす時間を重視する家庭が多いです。子どもの成長を見守りながら、家族とのコミュニケーションを大切にできるという利点がありますが、部屋に物が増え、インテリアの統一に悩まれる方もいらっしゃいます。当店では、デスクやイスの高さを簡単に変えられ、スタイリッシュで機能性に優れた子どもも大人も使えるアイテムを扱っています。昼間は大人がリモートワークで、夜は子どもの宿題スペースに、というように空間を上手く活用できます。また、どんなインテリアにもマッチするシンプルなデザインかつかわいい子ども家具シリーズ［LITTL ELIVING］もありますよ。

【Q】家具選びのときに注意するポイントを教えて！

木製家具は汚れや反りを予防するため塗装をして表面をコーティングしています。ダイニングテーブルや子どもイス、おもちゃ箱など、子どもがよく使う家具は植物性自然塗料で塗装されたものが安心です。国産の蜜蝋ワックスやドイツの［オスモカラー］［リボス］が有名ですね。自然塗料は嫌な臭いが少なく、肌触りもいいです。定期的な塗り直しが必要ですが、自分で簡単にできます。うちでは自然塗料のほか、食品衛生法に適合したウレタン系塗料も使用しています。安全でメンテナンスフリーなので、家具修理のときに選ばれることも多いです。子どもたちが使うものは安心安全であることが大切です。目に見えない部分でも、体に負担の少ないものを選びたいですね。

【Q】お気に入りの家具をきれいに保つ方法は？

家族がくつろぐソファはミルクの吐き戻しや食べこぼしなど、汚れが気になる場所でもあります。当店では家具購入の際、ケア用品を一緒にご提案しています。布製品には撥水力の高いケアスプレーを施しておくと、お茶やジュースをこぼしてしまっても、さっと拭き取るだけできれいな状態を維持できます。材質や製品によってさまざまなケア用品があるので、メンテナンスも気軽にご相談くださいね。またリビング学習が主流になり、ダイニングテーブルで勉強をするご家庭が増えました。テーブルの材質によっては鉛筆の跡が残ってしまうこともあるので注意が必要です。マットを引いたり、メラミン天板のような傷に強い素材の家具を選びましょう。