2025/01/29 10:20
さあや
《Culture&Spice KOPOLI》スパイスカレーを皮切りに、カルチャーを体感できる新店舗
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食べに行ったお店のご飯がおいしいとうれしいけれど、ご飯以外の付加価値があったならばもっとうれしい!
音楽やアートをも五感で楽しめるスパイスカレー店がオープンした。
「カレーも人も垣根を超えて全部混ぜちゃいたいですね」
カルチャーアンドスパイス コポリ/2025年1月オープン/徳島市両国本町
▲スパイスカレー店を営むかたわら「Tombow(トンボ)」という名前でアーティスト活動を行う店主。
2025年1月4日、徳島市の両国橋通りにオープンしたのは『Culture&Spice KOPOLI』。インドの国旗カラーになぞらえた黄色と緑と白を基調とした明るい店内には食欲をそそるスパイスの香りが漂う。
「4年ほど前に徳島市沖浜にある『MIROKU SPICE』でオープニングから働いていて。当時はスパイスに詳しくなかったのですが、調合や奥深さを知るにつれてスパイスカレーにどっぷりはまっていきました」と話すのは店主のTombowさん。「ゆくゆくは独立をしたい」という夢を膨らませ、スパイスカレーの聖地とされ、激戦区でもある大阪府の谷町へ移り住み修行を積んだ。弟子入りを志願したのはスパイスカレーを確立させた店として名を馳せる『旧ヤム邸』。2年間、朝から晩までカレーと向き合う日々を送った後、地元徳島にて看板をあげた。
「家族が育てている阿波市の野菜を使ったカレーを作りたかったので、地元の徳島でお店をするというイメージを固めていました」とTombowさん。メニューには大阪で学んだ知恵と徳島の新鮮野菜が落とし込まれている。
ランチタイムは、25種類のスパイスを使用した[KOPOLIチキンカレー](1,200円)や月替りの2種類のカレーが。ディナータイムは、スパイスカレー3種に加えて、Tombowさんの家族が育てる野菜が並ぶ店内の産直野菜コーナーの新鮮な野菜とスパイスを絡めたお酒のアテを提供。おすすめのスパイス焼酎と一緒に堪能できる“スパイス飲み”をぜひ。
店内には、16歳から続けるアーティスト活動に関わるレコードやCD、ステッカー、本などが並び、自由に手に取ったり撮影できるよう細かい仕掛けが施されている。
「ご飯屋ならではの入りやすさを生かしながらカレーを一つのツールにして、自分が10代のころから先輩たちに教えてもらった音楽や映画、アートなどのおもしろさを幅広い世代に触れてもらえるお店にしたくて。若者にもおもしろい話ができる人になれたらと思います。カレーも人も垣根を超えて全部混ぜちゃいたいですね」と爽やかに笑う。
▲ほどよい辛さが心地いい[トリプル ルウ三種がけ](1,400円)。食べる順番や混ぜ方によって違った味わいを感じられる。「きれいに一種類ずつ食べるのもいいけど豪快に混ぜて食べるのも良いですよ」とTombowさん。
▲Tombowさんを夢中にさせるレコードやステッカー、CDがディスプレイ。店名にもあるTombowさんが好む“Culture”が散りばめられている。
《Culture&Spice KOPOLI》のココスゴ!
●ランチタイムのドリンクメニューは[ラッシー]と[チャイ]がラインアップ。どちらも自家製。
●辛いカレーが苦手な人には[ココナッツカレー]などの辛みが少ないものも。[チーズ]のトッピングや[ラッシー]と合わせて食べるのがおすすめ。
●入口の扉のすぐ左には店主の兄が営む『MKファーム』の採れたて野菜が並ぶ。野菜だけの購入も可能。
▲写真はランチタイムの店内。ディナータイムにはライトを落としてムーディーな雰囲気に。
▲扉の外にかかるアートを目印に。友だちのアーティストが手がけた。
Culture&Spice KOPOLI
- 住所/ 徳島市両国本町1-21(幸栄ビル1F)
- 電話/-
- 営業時間/ 11:30~14:30、18:00~21:00
備考/各30分前ラストオーダー
- 定休日/火 その他休業日/第2・4水曜、月曜はディナー休み
- 駐車場/なし