どーもー
2児(4歳男の子・1歳女の子)の母業を営んでおります、がんもです!
コロナ禍とあって、2020年度は本当に大変な年でした。(まだまだ大変な生活は続いていますが・・・!)
2人の子どもを育てる私も、子どもと家で過ごす時間、育児と向き合う時間が増え、楽しく幸せな気持ちと「この育児って正解?」と不安な気持ちが入り混じった日々を過ごしていました。
以前のように、気軽に交流の場に赴けないし、子育て相談会や講習会にも参加しづらい! ママにとっては、心に寄り添ってくれる場所が減るというのはツライことですよねぇ。
そんな中、徳島県未来創生文化部次世代育成・青少年課主催の「子育て世帯つながり支援事業」のひとつとして、皆さんにリフレッシュしてもらえる場になればと、オンラインでの“ワイヤーママ会”を開催いたしました! 全3回、スペシャルなママさんゲストをお招きし、とっても素敵なオンラインイベントとなりましたので今回はその模様をレポートさせていただきますよ~!
2020年10月30日(金)開催
多くのママやパパが頭を抱える…子どもの『食』問題。
「好きな物ばかり食べて、偏食がち!?」
「身長や体重が伸び悩んでいて…栄養不足かも?」
参加者のみなさんも、同じような悩みをもっていました。「一体どうすれば、子どもは食べてくれるようになるの??」
そんなお悩みにこたえてくれる第1回のゲストは・・・
答えてくださるのが管理栄養士の先生とあって、栄養バランスのことや、子どもの食事の適量など気になることはたくさん。元木先生がどんなアドバイスをくださるのか、興味津々!
ところが、先生からは予想だにしないアドバイスが。それは「もっとも重要なのはおやこで食を楽しむことなんです!」
ママやパパがよく目にする、子どもの身長や体重の平均値をグラフで表した「成長曲線」。※上の図はイメージ
こちらを見て自分の子どもの成長を測っている方もいるでしょうが、実は! 「食べる量の目安」と「平均身長体重」は基本的に無関係なんだとか!! 偏食が改善されたからといって、身長や体重が伸びる訳ではないんだって。さらに、「食べない→食べられる」ようになるまでにはこのようなステップがあり、
神経質だったり、敏感だったり・・・。お子さんの性格によっても進むペースはさまざま。食べるのが苦手なお子さんの多くは、大人からのイライラやプレッシャーを感じとり、「食」に対しての意欲がなくなってしまっている場合が多いそうです。(耳が痛いお話ですな・・・)
だから、食べさせることを急ぐよりも、コツコツと「食の楽しさ」を感じてもらうことが重要なんですね! ママやパパはもう少し気軽な気持ちで子どもの食と向き合ってみるのも必要なのかもしれません。
●お弁当について
また、お弁当についても、こんなお話をしていただきました。
お弁当箱には、「主食3・主菜1・副菜2」の割合で詰めるとバランスが良いんだそうです。なるほど~
また、お子さんにちょうど良いサイズのお弁当箱の目安を知るのも大切。
容量270mlのお弁当箱に詰めた総カロリーは、たいだい270キロカロリー程度になるそうです。たとえば、3~5歳の男の子の一日のエネルギー必要量が1,300キロカロリーなので、昼食に容量270mlのお弁当は、ちょっと少ないことがわかりますね。その子にあったお弁当箱を選んであげたいものです!
今回は子どもの「食」にスポットを当てたお話でしたが、「食」にかかわらず育児全般に役立つヒントがたくさん散りばめられていたように思います! いやぁ~、参考になりました。
2020年12月18日(金)開催
子育てをするママにとって、体のセルフケアは至難の業。だって、時間と心に、余裕がないんだもの! それにも関わらず、容赦なく降りかかる、子どものお世話に抱っこに家事や仕事まで・・・体を酷使する日々。
今回、参加していただいたみなさんも体に不調を抱えていたようで・・・
「肩こり、腰痛、頭痛が・・・」
「首を寝違えてしまって~激痛が!」
「とにかくリフレッシュしたい!!」
そんなお悩みにこたえてくれる第2回のゲストは、
今回は、育児中の人に多いお悩みへアプローチするストレッチやポーズを教えていただきました。また、お子さんと一緒に参加OKということで・・・
赤ちゃんを抱っこしながらだったり、横に寝かせて赤ちゃんとコミュニケーションを取りながらできる方法も。これなら気軽に取り組めそうー!
●さっそくやってみよう!
まずは、自分の腕がどこまで上がるか、など可動域をチェック。最近では20代で四十肩や五十肩になってしまう人もいるんだとか。
寝違えや腰痛など、体の不調に効くツボも教えてくれました。
骨盤のゆがみは、体のバランスの悪さに繋がります。股関節周りをほぐしてあげて、骨盤を整えてあげましょう。
腰痛がある時に腰周りだけほぐしてもかえって余計に痛めてしまう可能性も。腰と繋がっているおしりや脚をほぐして腰にアプローチすることも大切!
このように、その都度自分の体の動かせる範囲を確かめながらストレッチ、ポーズをして整えてあげることによって肩や体の可動域が広がり、痛みやコリがラクになってくるんです!
私がとくに注目したのは“耳のストレッチ”!
耳を付け根からぐるぐる回す・いろんな方向から引っ張る・さらに耳を指ではさんでこすると・・・耳周りがポカポカしてくるんです! 脳神経を刺激し、自律神経を整えたり目のコリをほぐしたりする効果があるんだそうです。これなら、どんなに目まぐるしい生活の中でも合間を見つけて出来そう!
最後に、はじめに行った腕上げのチェックをしてみます。すると・・みなさんストレッチしたことで最初より動きがスムーズに! 子育て中でもできる簡単な動きを取り入れることによって、セルフケア&リフレッシュができるんですね! とっても明るく、楽しい会でした。
2021年2月6日(日)開催
子育てと絵本は切っても切れない関係性。お子さんをお持ちの方なら誰でも読み聞かせをしてあげたことはありますよね。
「絵本が良いのは知ってるけれど、何がどう良いんだろう?」
「絵本の読み聞かせのコツは?」
といった絵本に関する疑問やお悩みを持つ方が集まってくれました。
そんな第3回ゲストは、
今回のテーマはずばり【大人のための絵本時間】。え? 絵本って子供のためのものじゃないの?
実は、大人が絵本を読んでもらう場合と、子どもが絵本を読んでもらう場合とは少し違うことが起きるそうですよ。
●まずは体験してみましょう!
みゆみゆさんに、参加者へ向けて絵本の読み聞かせをしていただきました。読んでいただいたのはこちらの絵本。
「読み聞かせを聞いた、今の気持ちは?」参加者どうしで話し合ってみると・・・ひとりひとり、違う答えが飛び交いました!
子どもは読み聞かせをしてもらうと、絵本の登場人物になりきって楽しむことが多いのですが、大人の場合は、今の自分の立場に引き寄せた解釈で絵本を味わう、といった違いが生まれるのだそうです。10人いれば10人違った解釈に、100人いれば100人違った解釈に、そして感想の中に悩んでいることや夢といった‟自分の心”が反映される・・・それが大人のための絵本であり、心のセラピーに繋がるということなのです!
実際大人が絵本を読み聞かせしてもらうと、「心が軽くなった」「自分を見つめるきっかけになった」という声があるそうです。絵本は子どものためだけではなく、大人になっても楽しめるものなんですね! 子育ての中で「子どもに絵本の読み聞かせをする」ことに義務感がありましたが、‟一緒に楽しむ”ことを大切にしていけたらいいな~と改めて感じました。
●なんで「読み聞かせ」って良いの?
「読み聞かせ」が良いのは知っているけど、何に、どう良いの?
研究によると読み聞かせをすると、脳の中でも大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)という、「嬉しい」「悲しい」「気持ちいい」といった感情をつかさどる部分が刺激されるそうです。大脳辺縁系は別名「心の脳」といい、子どもにとって絵本の読み聞かせをされる経験は「自分が大切にされている」という、心の脳が育まれることに繋がっているのです。絵本選びでオススメなのは、パパやママが好きなもの。内容よりも楽しく絵本を読んであげることが大切なんですね。
ほか、絵本に関するオススメ情報も教えてくださいましたよ!
①絵本100冊まとめて貸し出しサービス
「赤ちゃんのための絵本100冊」
「子どものための絵本100冊」 詳しくはこちら!
②「森の戦士 ボノロン」
偶数月15日発行 セブン‐イレブンでもらえます! 詳しくはこちら!
③アプリ「絵本ナビ」 詳しくはこちら!
④こころを育てる絵本たち「ミリオンぶっく」 詳しくはこちら!
ただ漠然と「絵本は育児に必要だ」と思っていましたが、理解を深めると絵本の素晴らしさ、育児ツールとしての魅力を再認識することができました! また、ママという立場を取り払って、一人の大人として絵本をもっと楽しめるようになりたいなぁと思いました~!
というわけで、全3回にわたったオンラインワイヤーママ会のレポートをおおくりしましたが、いかがだったでしょうか! 育児疲れの解消、リフレッシュ、新たな出会いの場になっていたら良いなと思います。
また素敵なオンラインイベントを実施させていただこうと思いますので、みなさまのご参加をお待ちしております!