今作についてのインタビューは
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まず、自己紹介をお願いします！

ROLLY…普段はギタリストをしていますが、総合的にROLLYというキャラクターで人生をかけて遊んでいる浮草のような存在です。今作では、尖頭組という組織の組長を演じました

ANGELGOJYU…政治家の役で登場しましたが、普段はドラマーをメインでしつつ、役者業もやっています。以前は徳島でドラムスクールの講師をしていた時期もありました。

ELLIE…［ラブホテル］というバンドで、キーボードをしています。青髪ピアニストのELLIEです。BILLYさんのバンドのサポートもしています。

BILLY…ANGELGOJYUとELLIEは音楽活動を通じて交友があったのですが、ROLLYさんは僕にとって憧れのアーティストの一人で、今回の映画を通じてはじめてつながりました。

初日のお客様を間近で見て（取材日は徳島上映2日目）、感じるものはありましたか？

ROLLY…映画と同じ衣装で登場したので、お客様からしたらスクリーンから演者が飛び出してきたような感覚ですよね。さらにライブでは衣装替えもありまして（笑）喜んでいただけたのではないかなと思います。また、この劇場じたいがとても雰囲気のいい会場でこられてよかったです。昭和9年からはじまったそうなのですが、ちょうど私の母が生まれた年でもあり、不思議な縁を感じます。

BILLY…映画が終わり、お客様の拍手を聞いたときに、グッと感じるものがありました。拍手も言葉と同じように、ご覧になった方々の素直な気持ちだと思っていて、嬉しい気持ちになりました。また、自分が生まれた徳島に、憧れていた大先輩のROLLYさん、仲間のANGELGOJYUとELLIEと一緒に来れるというのも特別な気持ちです。

映画のイベントでライブがあるのは珍しいですね！

BILLY…僕が個人的にROLLYさんの歌を「この劇場で見てみたかった」という個人的な野望に近いものはありましたね。個人ではELLIEと一緒にライブをするスタイルが最近一番しっくりきていて、絶対地元で二人でやりたいなと思っていました。

ELLIE…呼んでいただいて光栄です！以前BILLYさんのライブで徳島へ来たことがあったんですが、また帰ってこれて、しかもそのきっかけが音楽じゃなく映画。貴重な経験をさせてもらいました。

撮影中に印象的だったエピソードを教えてください！

BILLY…脚本をお渡しした後、ROLLYさんから数多くのアイデアをご提案いただきました。演じていただいたのは、ユーモアと狂気が絶妙に交差するキャラクターで、なんとご自身で何着もの衣装を用意され、それぞれ丁寧にプレゼンしてくださいました。お寿司を食べるシーンでは、私物の湯飲みまで持参されるなど、細部にわたるこだわりが感じられました。

ROLLY…部下がコーヒーを提供するシーンは、幼少期に見た『ウルトラセブン』のワーンシーンをオマージュしています。子どもながらとても印象に残っていて、長年の夢が一つ叶いました。このほかも採用していただいたセリフがあるので、何度も見て元ネタ探しも楽しんでいただきたいです。

ANGELGOJYU…あのセリフがアドリブなのかと、皆さん驚かれるんじゃないないですか？

BILLY…逆にROLLYさんのファンの方は目が肥えてらっしゃるので、「あのシーンは、あの作品のオマージュですか？」といった感想を多くいただきます。映画が終わったあとも楽しめる作品を作り上げることができ、皆さんに感謝しています。

EVENT
BUGS 2MAN Special Live 真夏の四国 BILLY × ROLLY
8月17日（日）
OPEN 17:00 START 17:30
徳島県つるぎ町カサブランカ

一般自由／5,000円
VIP Ticket／2万5000円