防災あわわ
2019/10/23 15:17
あわわ編集部

家族のために-台風15号・19号の被害を受けて改めて知ってほしい大切な備えについて-

どうも、のんのです。

10月12日に上陸した台風19号は、東日本を中心に甚大な被害を及ぼしました。
徳島県でも強い風と雨に対する警戒が呼びかけられ、交通機関でも全便欠航するなどの影響も出ました。

台風上陸まで、メディアで報道されるその大きさや予想される事態なども繰り返し伝えられてきましたが、まさに「想定外」とも言える大きな被害が出ました。
堤防の決壊や住宅の浸水被害、土砂災害…。
台風の進路が少しでも違えば、徳島県も同じ状況であったことを考えると、本当に恐ろしいなと思います。

最近では昨年の西日本豪雨や今回の台風のように風雨災害の怖さを感じることが増えています。
ただ、地震に比べて、台風や大雨は進路や暴風域、降雨量などの予想ができるようになってきました。
ということは、できる安全対策や備えをしっかりしておけば、いざというときにもスムーズに行動・避難することができるというわけです。
特に、小さな赤ちゃんや子どものいる家庭であれば、なおさらですよね。

ワイヤーママ10月号でも、ママのための防災特集を実施しました。
※お手元にない人は電子ブックも公開しているのでチェックしてくださいませ!
ワイヤーママ徳島版2019年10月号

その中でも家族の防災の初期「いざというときのことを家族で考え、話し合う」ということについてお伝えしますね。

家族で話し合うのは立派な備え。
以下のことを日頃から全員で共有しておくと、いざというときも安心できるはずです!

●「家にいれば大丈夫」?
自宅で危険なところはないか、考えてみよう

家族のために-台風15号・19号の被害を受けて改めて知ってほしい大切な備えについて-

・家具が転倒しないよう、家具は壁に固定しておく
・寝室やこども部屋には、できるだけ家具を置かないように置く場合も、なるべく背の低い家具にするとともに、倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫しておく
・手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておく
・雨が降ったり、風が強くなったりする前に、窓や雨戸はしっかりと閉め、必要に応じて補強する
・側溝や排水溝は掃除して水はけをよくしておく
・風で飛ばされそうなものは飛ばないように固定したり、家の中に格納したりするなど、家の外の備えをしておく
・飛散防止フィルムを窓ガラスに張るなど、室内の安全対策も行っておく
・自宅の安全な場所(倒れるものがない、割れるものがないなど)を確認する

●「災害が起きたら、どの場所でどうする?」
日頃から逃げるシミュレーションをしておこう

家族のために-台風15号・19号の被害を受けて改めて知ってほしい大切な備えについて-

自宅にいる場合
・地震のときは座布団などで頭を保護し、大きな家具から離れて丈夫な机の下などに隠れる。あわてて外へ飛び出さない。
・もし火事が発生した場合には可能ならば火の始末、火元から離れている場合は無理して火元に近づかないようにする。
・トイレやお風呂にいる場合は落下物から身を守りながら、衣類やバスタオルを持って玄関などへ避難。
・強風でものが飛び、ガラス窓が割れることも。雨戸がないマンションなどの場合はカーテンを閉めて、窓に近づかないように。
・自宅が傾斜地の場合、崖や斜面から離れた部屋にいること。土砂が崩れると1階が埋まってしまうかもしれないので2階の方が安全。

外出先の場合
〈ショッピングモール・スーパー〉
施設の誘導係員の指示に従う。頭を保護し、揺れに備えて身構える。あわてて出口・階段などに殺到しない。ガラス製の陳列棚や吊り下がっている照明などの下から離れるようにする。

〈エレベーター〉
最寄りの階で停止させ、速やかにエレベーターから降りるようにする。

〈歩いているとき〉
頭上からの落下物に注意する。またブロック塀のそばで立ち止まらないなど、上下左右に気を配って安全な場所(銀行やホテル、ガソリンスタンドなど)に逃げ込む。

〈車の運転中〉
地震のときは、周囲の状況を確認しながら、ハザードランプを点滅させるなどして注意を喚起。揺れがおさまるまで車外に出ず、そのまま車内に待機。できるだけ道路外の場所に車を移動してそのまま駐車し、避難する。
豪雨のときは、冠水した道やガード下、アンダーパスを走らないようにする。

●「避難場所まで、ちゃんと行ける?」


家族のために-台風15号・19号の被害を受けて改めて知ってほしい大切な備えについて-

家族みんなで、避難所や広域避難場所への経路を実際に歩いてみて確認しておこう。昼間だけでなく、夜間も街灯が点いているのかも含めて確認しておくのがベスト。

「こどもたち、本当にできる?どれくらいでできる?」

ママは以下のようなことをこどもに質問して、理解度やできるレベルを知っておこう。

・ヘルメットを正しく装着できる?
・救助を呼ぶホイッスル、ちゃんと吹ける?
・靴を履くのにどれくらいの時間がかかる?
・自分の力だけで、どこまで歩ける?
・どれくらいの重さのリュックを背負える?
・乾パンやレトルト食品、食べることができる?
・和式トイレで用を足したことはある?
・ベッドじゃない場所で寝たことがある?

●「今どこにいる?」
離れ離れになったときの安否確認方法

家族の安否確認ができないと、冷静な行動が取れず、パニックに陥りやすくなることも。パパやこども、じいじやばあばたちと、どのような連絡を取り合うかは話しておくべき。災害が起こったとき、まず安否確認する場合に直接電話したりメールしたりすることが多いけれど、被災地方面の電話はつながりにくくなる。複数の連絡手段を話し合っておこう。

 

●「なにが必要?」
家族のために必要な持ち出し袋や備蓄

災害時が起こったら、まず大切なのは生き延びること。命が守られたあとに、家族の生活が進められるモノがあれば心強い。いざというときが訪れてから「こんなモノがあったら!」と手遅れになる前に、少しずつでもいいので準備しておこう。

ライフラインが止まったり、食料が買えない状況になったときの備蓄は必需品。
できれば5日から1週間分の量を心がけて。

 

ほか、話し合う中で出てくるトピックスは家庭によってさまざまだと思います。

(親子三世代で暮らしている、単身赴任中のパパがいる…)

考え、話し合うのは毎日の中でできること。

子どもの将来のことや週末の予定に加えて、少しずつでも防災についての話題を話し合ってみませんか?

ではまた!

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