《讃岐うどん　谷や》賞味期限10分の讃岐うどんに込めた渾身の一杯

うどんあわわ

2025/10/24 10:00

ごっち

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【読了３分】
「うどん」は困ったときの常備食！あわわ編集部のごっちです。

うどんといえば安くて手軽。アツアツでも冷え冷えでも季節を問わず、自由にアレンジできるから、我が家の冷凍庫には常に冷凍うどんが鎮座しています！

今日は、うどん！と決めてお湯を沸かし、お出汁さえ作ればあとは卵を投入～。
こんな究極のズボラ飯でもズルズ～ルっといただくと、心もお腹も「ホッ」と一息つけます。

ただ今回は、同じうどんでも手間のかけ方が半端ない。
讃岐うどんのコシや弾力を求めて揺るぎない信念を持ったお店を紹介します。

打ちたてのうどんに揚げたての天ぷらをのせた最上級の贅沢！

サヌキウドン　タニヤ／2025年9月オープン／吉野川市山川町

▲［とり天うどん（冷・温）］（750円）揚げたてのとり天は、県産鶏のもも肉を使用。始めはサクッと食感だが、出汁に沈めると衣がフワッとほどけうまさが広がりうどんの味をさらに深めてくれる。

香川県の行列が絶えない有名店で修業した店主の谷さんが『讃岐うどん　谷や』を吉野川市山川町にオープンさせた。

同店は「一杯のうどん」へかける情熱が果てしない。

主役である讃岐うどんは、毎朝5時半よりその日提供する分を店主一人で時間をかけて打っており、出汁も「伊吹いりこ」をメインに数種類の削り節をブレンドした自家製のものを使用。これほど時間をかけて仕込むうどんだが、茹で上げてからおいしく味わえるのは、わずか10分ほど。最高のタイミングで提供される一杯には店主の思いが込められている。

いざ注文！
食券機で注文し、席で待っているとあっという間に番号が呼ばれカウンターに取りに行く。天ぷらは注文が入ってから揚げるため少し時間はかかるが、待っていたご褒美に揚げたてアツアツを提供してくれる。

店主いわく「その日に仕込んだ一番おいしいしうどんだから、天ぷらも揚げたてを味わってほしい」と妥協を許さない想いを語ってくれた。

手軽な冷凍うどんもおいしいが、やっぱり作りたての手の込んだうどんは格別だ！

▲うどんは、コシが強く太め。量も多めだから食べ応え十分。「大盛り」は（＋150円）で2玉分入っている。

《讃岐うどん　谷や》のココスゴ！

●うどんの種類は［かけうどん］（500円）を含め9種類あり、それぞれ「温」か「冷」が選べる。
●肉うどんの肉は、阿波牛。鶏は、県産鶏のももを使用。野菜もできるだけ徳島産を使用するなど地元の食材を取り入れている。
●子ども用のカトラリーや子どもイスも準備あり。
●入口すぐの券売機で食券を購入し、出来上がったら自分で取りに行くシステム。このシステムは、夫婦二人で店主が目指すうどんを提供するための工夫だそう。食べ終わった食器は、「返却口」へセルフで持っていこう。