毎月最終土曜日の11:00~18:00にオープンする、月に一度開催される隠れ家ショップ。みなさんも藍を感じに行ってみませんか?
2020/10/19 08:24
あわわ編集部
徳島藍をハーブティーに。お土産やギフトにも最適な藍のお茶を販売する隠れ家ショップ『こはる日和』
徳島が誇る“阿波藍”。濃くて深い青の美しさは誰もが知っているはず。最近では“食べる藍”の研究や商品化も進み、さまざまな食べ物とコラボするようになってきました。
藍の葉をお茶にすると、お茶も藍色になるのかな…?なーんて思っていましたが、実は普通のお茶の色(薄い茶色)なんですね。藍の葉の色が普通の緑やけん、よく考えたら薄い茶色になるのは当たり前のことですが!藍色を期待してしまっていた自分もいた、というのが本音です(暴露)
しかし、Geem4月号の古民家取材で“ジャパンブルー”の名にふさわしい藍色のハーブティーを見つけてしまったんです!そのお店は『こはる日和』さん。阿南市の住宅街で月に1度オープンしているお茶の専門店です。

門に藍色ののれんがはためいていると、ショップがオープンしている合図。立派な母屋の右手にある細道を進むと顔をのぞかせる小さな小屋。

ココが『こはる日和』さんです。

店内は木のぬくもりが包み込む空間。代表の新居さんは、料理研究家やハーブコーディネーターとしても活躍していました。息子さんと共に行った藍染めの体験場で藍の苗を譲り受けたことがきっかけで、阿波藍の商品化を試み始めたそうです。
豊富な知識とアイディアから生み出された看板商品が『Something Blue(サムシング ブルー)』。阿波藍×ハーブで作られたお茶はとくしま厳選ブランドにも認定されています。

阿波藍の茎とシナモンリーフなどを合わせた、目が覚めるような爽やかなブルーの『喜』(450円)。食用の藍はすべて無農薬。オーガニックハーブで着色しており、無添加のもので安心です。
鮮やかな青色とは裏腹に、シナモンが利いていて少し甘く華やかな味わいが特徴。不思議なくらいするする飲めちゃう!

藍を使ったお茶の種類もさまざま。ピンクのものや、グリーン・ゴールドもあるので、気分によっても合わせることができちゃいます!

お茶だけでなく、グッズやスイーツなども販売しているそう。食用藍を使用したあんパン(200円)やマフィン(250円)は大人気で、お昼前に売り切れることもしばしば。

上勝阿波番茶と阿波藍を合わせたブレンド茶[月]も要チェック!
美文字が映えるパッケージは、書道家の先生に書いていただいているそう。一つ一つ手書きなので、同じものは二度となし!贈答用にもぴったりです◎

こはる日和
- 住所/ 阿南市 宝田町市場8-1(ショップは自宅の裏庭)
- 電話/080-3161-6662
- 営業時間/毎月最終土曜日の11:00~18:00
- 定休日/無
- 駐車場/5台(少し離れたところに有)