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2020/10/23 12:47
あわわ編集部

《まとめ⑩》「徳島の今を語る」~マイフェイバリット徳島②~

《まとめ⑩》「徳島の今を語る」~マイフェイバリット徳島②~ 《まとめ⑩》「徳島の今を語る」~マイフェイバリット徳島②~

北海道から徳島に来たのが3 年前の3 月のことで、その時に見た“ 助任橋から見た夕景” が心の中に深く刻まれていますね。徳島に引っ越し、観光振興に携わる新しい仕事がこれからスタートするという時期でした。友人の実家のすし屋に向かう道中にあった助任橋。歩いていたからこそ気づけた景色だと思います。ちょうど夕暮れ時で、オレンジと青のグラデーションが水面にも反射してとても美しい景色に心を奪われました。徳島の日常の中にこんなに素晴らしい景色があるんだと感動しました。県内には多くの観光スポットがありますが、ここは私の原点であるとともに、徳島市内にある穴場の夕景スポットだと思っています。ちょうど助任川を中心に左側は城山、右側は街並み。昔と今の徳島の姿、対比を感じられる景色です日が沈む時間になると、城山は暗く静かな空気を醸し出しますが、対岸では建物の明かりがついて元気な雰囲気になります。また、城山のたたずまいは昔から変わらず、街の方は時代と共に様子が変化している。この対比が徳島の“ 昔と今”を表していて、「歴史の移り変わりを感じるなぁ…」と感慨深い気持ちになるんですよ。風が吹いていない晴れた日は本当におすすめで、凪いた助任川に映る景色は絶景! 日が沈み始めてから暮れるまで時間がいつもよりゆっくり流れている感じがして、気持ちも穏やかになります。今でも休日の夕方に散歩することがよくありますよ。ここからの景色を見るたび、3 年前に訪れた当時の感動がよみがえってきます。 徳島の方におすすめの場所を聞くと「徳島には何もない」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。私のような外から来た人の視点で見ると、みなさんが見慣れている風景に感動することが多くあります。徳島には眠ったままになっている観光資源がまだまだあるはず。助任橋から見た夕景もその一つ。このような “ 眠るお宝を発掘して、県民のみなさんにも広く知ってもらいたいです。晴れた日の夕方にこの周辺を通る時は、ぜひ助任橋からの眺めに目を向けてみてください。普段何気なく見ていた景色が少しだけ違って見えることでしょう。

《まとめ⑩》「徳島の今を語る」~マイフェイバリット徳島②~ 《まとめ⑩》「徳島の今を語る」~マイフェイバリット徳島②~

文学や音楽、映画を中心としたサブカルチャー好きである私が、「これはみなさんに知ってほしい」と強く推薦する人物が映画監督の細川正樹さんです。昨年の11 月に北島町創世ホールで細川監督の『ぼに~迎火』を上映しましたが、実は彼との付き合いはまだ浅く、初めて会ったのは今年の2 月。野心家とは無縁の物腰がやわらかい人物という印象でした。彼の経歴は非常にユニークで、まず驚いたのは彼の師匠がジョナス・メカスだということ。ニューヨークのアンダーグラウンド・シネマの世界では、その名を知らぬ者はいないほどの伝説的存在です。また、細川監督とメカスの出会いも一風変わっていて、非常におもしろい。細川監督は大学を卒業後、映画製作を学ぶために東京の映像専門学校へ通うのですが、彼が作った作品はまともに評価されませんでした。誰にも認めてもらえず、八方ふさがりの状況だった彼は「自分の好きな人物に見てもらおう」と、ジョナス・メカスが運営するアンダーグラウンド・シネマの非営利団体に自分の作品を送りました。そして3カ月後、メカスから「上映するからフィルムを送ってくれ」という短い手紙が届いたのです。世界中からメカスの元に映画が送られてくるそうですが、いつも冒頭の10 秒で止めてしまい、最後まで見て評価してくれることは本当に珍しい。まさに奇跡です。日本では無名の映画作品と才能を評価し、励ましてくれたというメカスと細川監督の師弟関係にある絆のエピソードを聞いた時は胸が熱くなりました。また、ニューヨークの日本新聞にも細川監督と作品は大きく紹介されたそうですよ。日本では孤立していた細川監督がメカスに認められ、交流を深めていく話はまさにシンデレラストーリー。偉大なジョナス・メカスの弟子に当たる人物がこんなに身近なところにいるなんて…。本当に驚きです。彼の作品『ぼに』シリーズは迎火・中火・送火の3 部作になっていて、それぞれ阿波おどり・お遍路・藍という徳島文化をモチーフにした作品になっています。現段階では迎火のみが完成しており、残りの2 作は準備段階。巨匠ジョナス・メカスが認めた彼が徳島にいることを誇りに思います。

《まとめ⑩》「徳島の今を語る」~マイフェイバリット徳島②~ 《まとめ⑩》「徳島の今を語る」~マイフェイバリット徳島②~

Youtube で県外の人には有名なスポットとか、本当においしいお店とかを紹介するんですけど、県内の人には「徳島にそんなところあるの!?」みたいなコアなところを紹介したくて。『江川・鴨島公園』は、今まで僕が訪れた場所の中でも特にツッコミどころが多いですね。幼稚園くらいのころはなにも思わなかったんですが、大人になって行ったら「なんやここ!?」って(笑)。とにかく石像が多い。しかもめちゃくちゃおもしろいのが1つあるんじゃなくて、弱~いのがいっぱいある“ ジワる” 系。公園の辺りに伝わっているらしい昔話を模した石像が園内に5 つ散らばっていて、まずは入口すぐに置かれた「カッパの恩返し」像から見てみましょうか。カッパと人間が仲良くしてるんとにかく僕が言いたいのは「作ったやつ出てこい」ですねですけど、カッパと人間が同じ髪型してるっていう。それはもうダメよ! 石は色付けられへんのやからもっと差別化せえよ! まあまあ女の子もカッパやんけ。…次に出会うのが、「ドンガン池の赤エリ」っていうきつねの石像。いやだから色付けられへんのやから赤襟って言うなって! たしかに襟付いてるけど、めっちゃグレーやん。…実は僕、次に紹介する「大蛇と亀の戦い」が一番好きでして、大蛇と亀が争いをして、カメが勝ちましたっていう話。いやいやサイズ感! 大蛇より亀デカいやん、そら勝つやろ! どこが大蛇やねん、タイトル変えろ! …「大蛇と亀の戦い」の斜め前にある「江川狸はきれい好き」に関しては、どんなシーンやねんっていう。コンセプトはっきりせえよ! …最後の「藪で狸がどんひゃらら」に関しては、もう名前勝ちです。何?どんひゃららって。あと昔話モチーフ以外にもやばいのが点在してて、とりあえず噴水がある池を見てください。カッパが着てるの金太郎のふんどしですよ? なんで伝説に伝説を重ねるねんっていう。そばにもあと2 体くらいカッパおるし。あと駐車場にも変な表情のカッパがいっぱいおる。ちなみに水飲み場も石像になってて、これもカッパなんですよ。いやカッパ多すぎやろ、どんだけこの辺カッパおんねん! ほんまに見れば見るほどおもしろいところが見つかると思うから、子どもも大人もぜひ一回は行ってみてほしいですね。いろいろツッコミどころが多すぎて飽きないですよ。

《まとめ⑩》「徳島の今を語る」~マイフェイバリット徳島②~ 《まとめ⑩》「徳島の今を語る」~マイフェイバリット徳島②~

“心に残る一冊”というテーマで選んだのは『街道をゆく』シリーズの32番目『阿波紀行 紀ノ川流域』。2003年に、仕事の都合で神戸市から徳島県へ引っ越す際に一緒に持ってきた一冊です。その当時は徳島にあまり詳しくなかったので、これは外せないな、と。徳島の知識が盛り込まれていることも好きな理由の一つです。自分の旅行行程をたどるように記し、その旅行中に見聞きしたことや体験したことを書き記したものを、一般的には紀行文といいます。しかし、この本は司馬遼太郎が実際に旅をした地域の歴史や産業の発展などを入念に下調べし、作中で紹介しています。なので、読み終わった後は知識が深まったような気がするんですよ。あ、また一歩徳島ツウになった、って。司馬遼ふらっと出かけるときは、かばんに忍ばせています太郎の旅路は淡路から鳴門に入り、徳島城周辺で一泊して、吉野川の上流を目指して西に向かうルートです。脇町、池田を経て祖谷が終着点。実は数年間、池田高校の学校司書として勤務していた時期があって、本の中に池田町という地名や池田高校が登場するんですよ。自分にゆかりがある場所が出てくると、やっぱりテンションが上がりますね。 私はこの本を熟読するよりも、自分が気になる章をつまみ食いのように読むのが好きで、徳島に来て17年経った今でもちょこちょこと読み返していますよ。例えば脇町に出張に行ったとき。脇町の章の中に地区の名前や建物の造りの特徴が書かれてあるんです。川の位置や建物の位置関係から推測し、作中に出てきた建物はこれを指しているのかなぁと考えることが楽しいんですよね。また、ふとした瞬間に再発見することもしばしば。2017年に県立図書館が百周年を迎え、『百年史』を編集していた時に気づいたのですが、県立図書館の元館長が本の中に登場していたんですよ! 『阿波紀行』の大部分は県西部のエピソードが占めているので、まさか今の自分の勤め先にかかわる人物と司馬遼太郎が会っていたなんて思いもよらなかったです。今まで何度も読んでいるはずなのに、気づかなかったです(笑)。でも、こういう再発見がまだあるんじゃないかとワクワクさせてくれる本なので、飽きないし何度でも手に取りたくなる、かけがえのない一冊です。

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