【2022.8月OPEN】樹脂粘土工房JACK（ジャック／板野郡板野町】ウーパールーパーに深海魚…コレクター欲くすぐるミニチュア生物に会いに行こう

愛嬌のある小さな生き物たち。パーツひとつひとつ（米粒より小さいお目目まで！）すべて樹脂粘土で作られた作品を販売する小さなショップが板野町の住宅街にオープンした。オーナーの多田さんは樹脂粘土作家であり、お店で迎えてくれる小さな生き物たちの生みの親。

色や表情、形、大きさなどひとつひとつ少しずつ異なる姿を見せてくれるのがハンドメイド作品の魅力のひとつ。

ニュージーランドの飛べない鳥。キーウィ。コロンとしたフォルムが愛らしい。

メジャーな生き物ばかりでないのも『ジャック』の作品の特徴。

いちばん人気の作品はこちら「ウーパールーパーに乗ったウーパールーパー」。

気まぐれに作ってみたというおよそ10ミリのジンベイザメ。めっちゃ小さい。

樹脂粘土作家の多田さん。
実家の手伝いでイベント出店をしているときに、自分でも何か作れないかと始めたのが樹脂粘土を使った作品づくり。最初は小さなぶたからはじめて、さまざまな生き物を樹脂粘土で制作し、イベントやインターネットで販売。
あるときツイッターで投稿した「ウーパールーパー」がたくさんの人の目にとまり、「ウーパールーパーに乗ったウーパールーパー」をはじめ、くるまシリーズが評判に。作品づくりに集中するために自身の工房を作り、作品の常設販売をスタートした。

作業はとても細やか。ひとつひとつ丁寧に仕上げていく。

作りたてのシマエナガちゃん。

制作中の作品。作ってから乾燥、レジンで仕上げるまで約1週間ほど。

作品は200円～の手ごろなものから5,000円のものまで幅広い。「子どもから大人まで楽しめるものを作りたい」と多田さん。ひとつ買うともうひとつ、と集めたくなる不思議な魅力がある。

店内には親交のあるハンドメイド作家さんたちによる作品の委託販売ブースも。徳島県内の作家さんを中心に、アクセサリーやインテリア小物など10組の作品を販売している。