【2023年4月オープン ／Lady First ～私を彩る車屋さん～（徳島市国府町）】専門用語を一切使わない、女性が主役の中古車屋さん

車屋さんが多く並ぶ国府町の徳島鴨島線沿いに女性に特化した中古車屋さんが誕生した。

今までの中古車屋さんは男性目線がメインのお店が多い。

美容院やエステサロンのように、女性向けに特化することで入りやすいよう工夫したんだとか。

どんなところが、女性に優しいのか早速調査してみよう！

「女性が一人でも入りやすく・私が選ぶ・私が分かる」がコンセプト

出迎えてくれたのは店主の三宅さん。

車の説明には一切専門用語を使わず、車種の違いや車のアイコン表示の意味など事細かく説明してくれる。

自作した説明用紙には、たくさんのイラストを追加し見やすい工夫もしてくれているよ。

車種によっての特徴も簡単に教えてくれて、希望にあった車を紹介してくれる。

取り扱う車はコンパクトカーが中心。

乗り出し価格で表示しているので、一目で分かりやすくしてくれているよ。

並ぶ車のほとんどが50万円前後。

修復歴のないことと走行距離数が少ない車を選んでいるとのこと。

市場よりも少し安めに設定し、質を保ちつつ、お手頃価格で提供している。

少しでも安く提供できるように、広告費や宣伝費を抑えるようにチラシやHPなどは自作しているんだって。

店頭に並んでいない車は、取り寄せて購入することもできる。

購入までの一連の流れを一枚の図にまとめてくれて、乗り出しまでの工程が一目でわかるよ。

長く乗ることもある車だからこそ、購入までの工程や車の基礎知識を教えてくれるのは嬉しいね。

念願の起業

三宅さんは、高校卒業後に車の整備士として勤務していたが、他の世界も学びたいと思いたち、岡山で不動産の営業をしていたんだって。

学生時代から起業に興味があり、昔から車が好きだったので自然と車関連で起業しようと結びついていったのだそう。

整備士で車の基礎知識がつき、不動産会社では営業方法を学んだそう。

新築販売を通して学んだ営業方法は、単純にものを売るということだけでなく、思い出やサービスを売ることが重要なことに気づいたんだって。

女性専門の車屋さんをオープンすることになったのは、三宅さんの奥様の体験がきっかけ。

小さな町の車屋さんは女性一人では入りにくく感じたそう。

車は乗るけど、基礎知識がないために要望がきちんと伝えられないことがあったんだって。

多くの女性が車に乗っているのに、男性向け中心になっていることに疑問をもち、それが開業する決め手になったんだ。

長く愛用してもらえるよう、アフターフォローも充実。

洗車や点検のほか、車検の相談など、公式LINEはいつでも気軽に相談にのれるよう設けている。

車の異常はもちろん、普段と違うアイコン表示がでたなど、ちょっとしたことならすぐに対応してくれるから安心だね。

「当店の魅力は車を売るのではなく、その車がある生活です」と笑顔で三宅さんは話す。

車の購入で悩んだら、一度訪れてみて。

お店のキャラクターは奥様が描いたものなんだ。

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