インタビュー
2023/08/01 13:00
しばやん
【徳島のスーパーキッズ】祝日本一!小松島市の小学6年生・鶴田蒼介選手がスポーツスタッキングの日本大会で総合優勝!

【徳島のスーパーキッズ】祝日本一!小松島市の小学6年生・鶴田蒼介選手がスポーツスタッキングの日本大会で総合優勝!

スポーツスタッキングとは、12個のプラスチック製のカップを決められた形に積み上げたり崩したりして、そのスピードを競う競技。3つの種目があり、早いものだとわずか1秒で勝負が決まる瞬き厳禁の瞬間競技だ。世代を問わず親しまれており、大人も子どもも同じ土俵で勝負できることから小学生が日本記録・世界記録を狙えるのも特徴。2023年6月に開催されたスポーツスタッキングの日本大会[9th Japan Cup]では小松島市の小学6年生・鶴田蒼介選手が総合優勝を果たした!

[9th Japan Cup]総合優勝・鶴田蒼介選手


【徳島のスーパーキッズ】祝日本一!小松島市の小学6年生・鶴田蒼介選手がスポーツスタッキングの日本大会で総合優勝!

蒼介さんは小松島市在住の小学6年生。2020年にコロナで小学校が休校になったとき、何か時間がつぶせるものをとお母さんからプレゼントされたのがスポーツスタッキングのカップだった。最初は「テレビで見たことあるな~」くらいの印象だったというが、やってみるとみるみるうちにドはまり。2カ月後にはオンラインの大会に出場。
「最初にチャレンジした大会は出場者の中でも真ん中くらい。初挑戦にしては好記録かなという感じでした」。
師事する先生がいるわけではなく、YouTubeなどを見て独学で練習を重ねたという。

【徳島のスーパーキッズ】祝日本一!小松島市の小学6年生・鶴田蒼介選手がスポーツスタッキングの日本大会で総合優勝!

「早い人の動画を見て研究しました」。

実は蒼介さん、けん玉も全国大会出場経験があるほどの腕前で、スポーツスタッキングを始めた当初はけん玉と並行して競技に挑戦していた。厳かな空気の中で行われるけん玉大会はまさに自分との闘い。しかし、スポーツスタッキングの大会はライバルであっても成功や失敗を一緒に喜んだり悔しがったり、和やかな空気の中で一体感のある雰囲気。
この空気が蒼介さんにとってとても心地よく「初めてリアルの大会に出場したときに、この空気に触れてますますスポーツスタッキングが好きになりました」という。
着実に実力を高めて昨年5月、オンラインで行われた[第13回Japan Online大会]で初優勝。

【徳島のスーパーキッズ】祝日本一!小松島市の小学6年生・鶴田蒼介選手がスポーツスタッキングの日本大会で総合優勝!

[9th Japan Cup]のメダル。3つの種目「3-3-3」「3-6-3」は3位、「サイクル」1位。ほかにも親子で片手ずつ使って競技に取り組む親子ダブルスや一人ずつ順番にタイムをつないでいくリレーでもメダルを獲得!

そして今年6月には東京で行われたリアル大会で念願の総合優勝を果たした。
スポーツスタッキングはカップを3個ずつ使って3つの山をつくる「3・3・3」、カップを3個・6個・3個でそれぞれ積み上げて山を作る「3・6・3」、積み上げるカップの山を「3・6・3」→「6・6」→「1・10・1」と変化させていく花形種目の「サイクル」の3種目あり、大会ではそれぞれ3回ずつチャレンジしたうち一番早いタイムを合算して順位を競う。
蒼介くんは得意のサイクルで好記録を叩き出し、逆転優勝!

日本一になった鶴田選手、次なる目標は?


【徳島のスーパーキッズ】祝日本一!小松島市の小学6年生・鶴田蒼介選手がスポーツスタッキングの日本大会で総合優勝!

蒼介くんの競技マットには世界で活躍する選手のサインが入っている。

「世界中のスタッカー(スポーツスタッキングの選手)と交流して、友だちになりたいです!」

重視するのは記録や結果よりも世界の選手との交流。大会で選手同士の温もりにふれ、ライバルだけど同士のような関係性にも競技の魅力を感じたからこその言葉だ。


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