【2023年7月オープン ／焼き菓子専門カミナリ（鳴門市撫養町）】黄色い幸せ召し上がれ♡ 倉庫はレトロな焼き菓子店

築６０年の倉庫を、店主がイチからDIYして、昭和レトロな雰囲気を醸し出す『焼き菓子専門 カミナリ』を開店した。

見た目は…倉庫そのもので、焼き菓子店とは気づかぬ佇まい。

中が気になるこの店に、早速取材開始！

店舗正面はこちら。敢えて大きな看板は出しておらず、ノスタルジックな雰囲気。

提供する焼き菓子は、食材と「黄色」にこだわった3種！

店頭で迎えてくれる3種の焼き菓子は、どれも国産原料（卵、小麦粉、グラニュー糖、粉糖）を使用し、店主が妥協を許さず試作を重ねて完成した逸品揃い。

「3種とも自信を持っておすすめします」と話してくれた店主の一番のこだわりは、なんといっても焼き菓子の「黄色」。

この黄色は、着色料等一切不使用で、卵本来の色。

『小林ゴールドエッグ』の卵を使用しており、まるで絵本に出てくるような、濃い黄色の焼き菓子に仕上がっている。

［プリン］（300円）

甘くて固めの食感で、カラメルソースが少し多めの王道プリン。しっかり卵の味がして、また食べたくなる美味しさ。

店主が100人ほどの意見を聞いて、固さや味を試行錯誤し完成させた。

［ウィークエンドシトロン（レモンケーキ）］（300円）

粉糖とレモンのアイシングをかけ、ピスタチオをトッピングした、しっとりした食感のレモンケーキ。

卵の黄色にピスタチオのグリーンが映える。冷蔵庫で冷やしてアイシング部分をパリッとさせて食べると、さらに美味しさアップ。

［レモンシフォンケーキ］（300円）

ふわふわずっしり、さっぱりとしたレモン味のシフォンケーキ。

21センチの焼き型を使用しているため、1個が大きくて食べ応え十分。きめ細かく泡立てた生地は、焼き上げ後に冷蔵庫で冷やしてもふわふわのまま、ボリュームが変わらないことに驚く。

どの焼き菓子も、黄色い生地に店名の入った黒いラベルが印象的！

［カルダモンソーダ］（500円）、［おいしいりんごジュース］（500円）。

焼き菓子との組み合わせ抜群の飲み物も販売されているので、一緒に買って素敵なティータイムを過ごしてみては？

70年代の建具を使用し、昭和レトロで可愛い雰囲気の店内。

店主が製造から販売まで、家族の手を借りながらもほとんど一人で行っているため、一日に販売できる量は限られている。

11時の開店から次々にお客さんが訪れ、13時には完売・閉店していることが多い。午前中の来店がおすすめだ。