2021/12/24 11:37
みくりさん
見渡す限りすべてが木!? わくわくがいっぱいの『徳島木のおもちゃ美術館』へようこそ。
![見渡す限りすべてが木!? わくわくがいっぱいの『徳島木のおもちゃ美術館』へようこそ。](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/298a2e0c8a60c240f1ba25c29e64138058a33b5596a16fff1ae358407e8131b7633ce4656a966.jpg)
はい、やって参りました。『実家でイノシシを飼っていたことがあるワイルド系女子』みくりさんです。
みなさん、最近自然に触れる機会ってありますか? わたしたち大人はもちろん、子どもたちも漫画やゲームに夢中になることが増えて、なかなかそういった機会って少なくなりましたよね。
たまに誘ってみてもこんな状態。小さい頃はちょっとした買い物でも母親の足元を付いて回っていたのに…成長とは時に残酷です。
すっかり落ち込んでいたワタシに、突如として朗報が舞い降りて来ました。
できたばかりの真新しい施設。ここならささくれ立った息子の心も動かせるかもしれません。さっそく休日を利用して家族で『徳島木のおもちゃ美術館』を体験してきました!
子どもも大人もびっくりのオールウッドの空間!
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まず足を踏み入れてびっくり仰天! なんと、見渡す限りほぼすべてが木で造られているという徹底したこだわりっぷりに驚かされます。使用されているのは徳島県産の杉。真新しい木の香りで、まるで森の中にいるかのような感覚に見舞われます。この圧倒的な雰囲気は、おそらく県内ではここでしか味わえないものでしょう。最初は乗り気でなかった息子も、物珍しさにおおはしゃぎ。すぐに他の子どもたちと一緒に遊び始めました。
こちらの施設は『東京おもちゃ美術館』の全国7番目となる姉妹館として10月24日(日)に『あすたむらんど徳島』敷地内にオープンしたばかり。そんな立地条件も手伝って、グランドオープン当初から家族連れのお客さんが後を絶ちません。
ちなみに写真の場所は、『里山ひろば』。徳島のシンボルともいえる眉山を300分の1スケールで、四国最大の河川・吉野川を5万個の木の球の流れで表現されています。登ったり、渡ったり、楽しみ方はたくさん! 徳島県産材をふんだんに使った疑似里山フィールドで、子どもたちの発想力が育まれます。
![見渡す限りすべてが木!? わくわくがいっぱいの『徳島木のおもちゃ美術館』へようこそ。](https://sumahononakani.com/tjn/upload/img_reports/detail/1d715a075cfa77944d7f8b67c35b0982ee3c4f78b5834a8475cc30b92b2c48e56328088c1af49.jpg)
こちらは『赤ちゃん木育ひろば』。3歳未満の赤ちゃん専用のフロアで、授乳室も完備されています。安心してハイハイやつかまり立ちができる広さが確保されているほか、年齢や発達に合わせたおもちゃや遊具が配置されています。赤ちゃん向けといっても、すべり台や木の洞窟など見どころ満載です!
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館内は部屋の間仕切りがところどころガラス張りになっているので死角となる場所が少なく、全体的に広々とした空間が広がります。また、木で造られた階段やイス、柱などはどれも丁寧に角面処理を施されているので、お子さんを見守るお父さんお母さんも安心できる態勢が整っています。
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こちらはろいろなボードゲームが用意されている『ゲームひろば』。チェスや将棋など、ちょっぴり難易度の高いものもあるのでお父さんやお母さんにルールを教わりながら対戦しているお子さんがたくさんいました。
お昼ご飯も後回し。子どもが夢中になるおもちゃが目白押し!
息子の後を追うと、世界中のおもちゃから厳選された優良おもちゃだけを集めた『グッド・トイひろば』コーナーへやってきました。こちらでは定番の人気おもちゃから見たことのない不思議なおもちゃまでが多数取り揃えられています。
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もし遊び方の分からないおもちゃがあっても、赤エプロンを着た「おもちゃ学芸員さん」に聞けば丁寧に遊び方を教えてくれるので安心。ちなみに息子はこのコーナーだけで1時間以上を費やしておりました。
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大人たちの興味をくすぐるのが、昔懐かしい『テーブルサッカー』。こちらも思い返してみれば木で造られていたんですよね。子どもの頃を思い出してか、楽しそうにプレイするご夫婦がいてとても微笑ましかったです。
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こちらは山を散策するように、木製キノコや野菜・果物を収穫して運んだり、木や布の具材を詰めて遊山箱を持ち歩いたり、徳島ならではの遊びで県の魅力を体感できる『ごっこフォレスト』。
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キノコはシイタケの原木が再現された状態で生えているのでかなりリアル。中央にはらせん状のすべり台もあり、これがなかなかスリリングのあるコースになっているのでおすすめです!
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徳島の名物観光スポットをモチーフに造られた『うだつのまち』。こちらの小屋の中には、昔懐かしい木のおもちゃが多く並べられています。
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特にカラフルなけん玉がずらりと壁に並ぶコーナーは大人気。子どもたちはそれぞれ自分の好きな色や模様のついたけん玉を手に、時間も忘れるくらい夢中になって練習していました。
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徳島に数多く残る農村舞台をモチーフにしたコーナー『あさん農村舞台』。阿波人形浄瑠璃などのイベントや遊山箱、積み木遊びが楽しめます。
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『企画展示ひろば』では、徳島の伝統工芸品や『東京おもちゃ美術館』の収蔵品などを多数展示されていました。
レトロなおもちゃやゲームに想像以上の食いつきを見せた息子くん。結局ランチタイムも過ぎる頃、しびれを切らしたパパに連行されて帰りの途につくのでした。
館外にも溢れる木のぬくもり。
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帰る前にぜひ立ち寄ってほしいのがオフィシャルショップ『響き』。家でも安心して使ってもらえる木のおもちゃや、『徳島木のおもちゃ美術館』オフィシャルグッズが取り揃えられています。来館の記念に木のぬくもりを持ち帰ってはいかが?
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空腹に耐えかねたパパを筆頭に、家族で『徳島木のおもちゃ美術館』併設のレストラン『くつろぎ館』へ。こちらも木質化されていて、レストランとカフェでゆったりとした時間を過ごすことができます。もちろん授乳室やおむつ交換台も完備されているので、赤ちゃん連れのお母さんもご安心を。
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『徳島木のおもちゃ美術館』から『あすたむらんど徳島』正面玄関まで続くアプローチは『木育のこみち』として整備されています。藍色のロゴ型のゲート前で記念写真を撮って帰るといい思い出になるかも。
いかがでしたでしょう? わたしたち家族は開館から3時ぐらいまでの約5時間ほど滞在しましたが、存分に楽しむことができました。同館は『0歳から100歳まで楽しめる』がコンセプトとなっているそうですが、まさにその通り! 大人の遊び心にも配慮された充実の内容で「また来たいね」と家族で笑って言い合える場所でした。
もし今週末の予定に困っているなら、『徳島木のおもちゃ美術館』へ足を運んでみてはいかがでしょう?
徳島木のおもちゃ美術館
- 住所/徳島県 板野郡板野町那東 45-22(あすたむらんど徳島)
- 電話/088-672-1122
- 営業時間/ 9:30~16:30
備考/入館受付は16:00最終
- 定休日/ 水曜(祝日の場合は営業、翌日休)、8/12~15は開館
- 駐車場/ 約1,200台(共有)