【B3リーグ開幕！】徳島ガンバロウズ注目の初戦！

スポーツ徳島ガンバロウズ

2023/10/07 12:46

まっつん

2023年10月6日（金）。

バスケットボールB3リーグが開幕！

徳島県初のプロバスケットボールチームとして誕生した『徳島ガンバロウズ』が徳島市にある『アスティとくしま』で初戦を迎えた！

3000人以上が応援にかけつけた船出

19時30分ティップオフの開幕戦は、平日にも関わらず3159名の来場者が応援にかけつけた。

華々しい演出とともに選手が登場すると会場のボルテージは最高潮！

最高の雰囲気のなか、徳島の戦いがついにはじまった。

チームカラーの水色のペンライトの光が、ホームチームを後押し！

前年度昇格プレーオフ3位の強豪・横浜エクセレンスと対戦

徳島が初戦で対戦したのは、前年度昇格プレーオフ3位！データ上では残留したB3組のなかで最上位チームにあたる横浜エクセレンス。

デマーカス・ベリーHC（ヘッドコーチ）やキャプテンの塚本選手にとってはいきなりの古巣対戦となる。

平均年齢が25.7歳とリーグで一番若い徳島と比べ、横浜は経験豊富なベテラン選手が多く、十分なスカウティングデータがあるものの、侮れない相手だ。

試合序盤は横浜のペースで進み、連続得点を許す苦しい展開！しかし徳島がすぐに修正し、速いパス回しからコームズ選手の記念すべきチーム初得点をあげる！

これには会場からも拍手喝采。

さらには香川出身の若狭選手、日本とオーストラリアのハーフの駒水選手らが続き、試合中盤まで接戦を演じる。

3ポイントシュートを決めた若狭選手。岡山から今季徳島へ移籍し、「必要とされて徳島に来たので、結果で恩返しします」と意気込んでいた。

第2クオーターを38-43で折り返す！

順調な船出のように見えたが、第3クオーター以降ディフェンス時にファウルで止められる機会が増加。

ペナルティを与え、点差を徐々離され始める。

キャプテンの塚本選手は「ファウル覚悟で止めにいった部分はあります。また、そのつもりはありませんでしたが、レフェリーには印象よく見えなかったプレーもあったのだと思います。ファウルマネジメントをしっかりやる必要があると感じました」。

第4クオーター終了間際、徳島が最後の力を振り絞って反撃。ディフェンスの選手がボールを奪い速攻につなげ、最後まで声援を送り続けたファンを喜ばせる。

試合は80-91でフィニッシュ！開幕戦に敗れてしまったが、各クオーターだけでみるとすべて4点差以内でくらいつき、リーグで戦える可能性を十分に示した。

試合後、デマーカス・ベリーHCは「まずはこんなにたくさんの声援あるがとうございます！苦しい展開でしたが、私たちはこれから成長します。今日の敗因は、相手チームのプレッシャーによってやるべきことができなかったことが原因です。明日もう1試合ありますので、修正して戦います！」とコメント。

やるべきこととは、主に守備の課題。3ポイントが打てる選手を事前のスカウティングで把握しておきながら、自由に打たせてしまった部分が大きかったと、試合序盤の連続失点を振り返っていた。