PROFILE

2017年、シングル「好-じょし-」でメジャーデビュー。2020年2月よりTikTokを開始すると、弾き語りによるカバー動画を中心に話題を集める。温かくも切ない歌声と、等身大の世界観の中から鋭く切り取られ描かれる歌詞で同世代を中心に幅広いファンが急増中。

―徳島は初めてですか？

今日がはじめてです。先ほどスタッフさんに鳴門の有名なお店に連れて行ってもらいました！

―音楽をはじめたきっかけは？

小さいときから目立ちたがり屋で、小学生のころから「人前で歌をうたいたい」と思っていました。中学生になりアコースティックギターを手に入れて自宅で練習していたのですが、人前で演奏しないとうまくなれないなと思っていて。そんな中学2年生のときにとあるきっかけで地元のライブハウスに行くようになりました。お客さんとして通っていたらスタッフの人に「出てみない？」と誘われたのがはじめてのライブになります。

―当時憧れていた人は？

実はずっとチャットモンチーが好きだったんです。だから今日は聖地巡礼に来ているなって（笑）。初ライブのステージにあがる前も聞いていました。

―高校生でデビューしたんですね。

高校2年生でデビューしました。デビューするとそれまでと曲や自分のことが広まるスピードが違うなと感じました。当時はまだ大阪に住んでいて、バンドメンバーやスタッフさんは東京でみんなと一緒に帰りたいのに中間テストがあるから大阪に一人で帰ったときは泣いちゃいました（笑）。

ただ、自分の歌を全国で待ってくれているのがわかって、改めて音楽にもっと真剣に取り組もうという気持ちになりました。大学も4年間通ったのも歌詞につなげたいと思っていたし、英語で曲がかけるようになりたいと英文科を選びました。

今年の春に卒業して、ようやくスケジュールを自由に使えることになり、全国47都道府県をまわるワンマンツアーをすることになりました。

―どんなツアーになっていますか？

弾き語りなんで自由にセットリストを決めているんです。お客さんの顔をみながら曲を決めたりしているので、自分自身もドキドキしながらライブに挑んでいます。ツアー途中でギターだけでなく鍵盤も入れたり、毎回違うスタイルに挑戦しているのがおもしろいです。一度ライブに来てくれてファンになっていただき、ほかの県のチケットも買って何度かライブに来ていただいている方もいて本当にうれしいです。ライブするたびに元気をもらっています。

―今年7月にリリースしたシングル「URL」について教えてください。

アニメのエンディングとして描き下ろした曲です。もともとURLのアイデアがあって、アルファベットの羅列でいろんな情報に飛べる時代にリンク先に飛んでいくようにあなたのところに飛んでいきたいという意味が込められています。ちょうど47都道府県ツアーの初日にリリースして「あなたのところに飛んでいきたい」というメッセージと同じように全国に会いにいっているのでこのタイミングで出せてよかったです。

高松ライブ/当日チケットあり！