【2023.12月OPEN】コロパン（小松島市中田町）あったらいいな、を詰め込んだ 絵本いっぱいのパン屋さん

仕事や学校に行く前に立ち寄れるように、オープンは朝7時。開店時にはベーグルやデニッシュ、ドーナツが店頭に並び、菓子パンや総菜パンが焼き上がるごとに次々と店頭へ。

2種類の食パンは「山型食パン］が8時ごろ、［角型食パン］が9時ごろまでに登場。山型はそのまま食べるのにおすすめの少し甘めのリッチな仕上がり。一方角型は素材をシンプルに、トーストすると耳がパリッと香ばしくなる。お好みでバターやジャムをつけて味わってほしいという。

11時を過ぎるとフランスパンの生地でできたパリッとハード系の商品がそろいだし、1日で焼くパンは約50種類にのぼる。お店に入るとたくさんの種類のパンが出迎えてくれて、どれを買おうかと迷うのも楽しい。

焼く前のおめかし中。

小松島市の金長たぬきにちなんだたぬきパン（白あん）のほか、ぶた（カスタード）、くま（チョコ）のキャラクターパンも。

取材時も続々と焼きたてが登場。

「いろいろあったほうがうれしいし、見て選んでほしいからたくさんの種類を少しずつ焼いています」とパン職人の藤井さん。少量ずつ焼いていくから焼きたてパンと出合えることも多い。

藤井さんがあんこ好きなこともあり、こしあんパン、つぶあんパンのほかにも［あんバター］［あんクリームチーズ］［あんデニッシュ］［あんビスケット］とあんこのパンが豊富。あんこはすべて『谷田製餡』（徳島市）のあんを使用。

まだまだたくさんのポップが。

オープンして約1カ月ながら、新しい商品も続々とお目見え。小麦粉は国産、カナダ産をはじめ、生地ごとに使い分けており、粉のうまみを活かした生地がおいしいパンづくりにこだわっている。

絵本に出てくるパン屋さんみたい！

おいしいパンの香りでいっぱい。

藤井さんが所有するお気に入り絵本がレイアウトされたかわいい店内は、絵本の中に登場するパン屋さんのよう。藤井さん本人も絵本に出てきそうな優しいパン屋さんのイメージそのもの。この場所で長く愛されるパン屋さんを目指して、焼きたてパンを発信中だ。

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