インタビューあわわ
2020/08/11 14:42
あわわ編集部

「徳島の今を語る」~わたしの好きな徳島まとめ⑥~


誰にでも自分だけの落ち着く場所はあるだろうが、まろさんにとっての「疲れた時、気持ちをリフレッシュさせてくれる場所」は『月見ヶ丘海浜公園』の海。海を望める散歩道には、おしゃべりしながら歩く家族やジョギングをする人などさまざま。まろさんの過ごし方はもっぱら犬との散歩で、「自分の心が疲れた時に行きたくなる」のだそう。輝く海面、気持ちよく吹く海風、一定のリズムを刻む心地いい波の音は天然の癒し素材。遠くから響く飛行機の音や、公園や芝生で遊ぶ子どもたちの声も心を落ち着かせてくれる。「高校生の時のデートスポットでもあったし、友人と海を見ながら恋愛の話をしたこともあります」。目の前に広がるのは海と空だけ。誰かに邪魔されることなく、静かに刻む時の流れに身を任せているだけで穏やかな気持ちにさせてくれる。

《データ》
月見ヶ丘海浜公園
tel.088-699-6697
板野郡松茂町豊岡字山ノ手42
●P╱375台(9:00~22:00)


ステンドグラスが幻想的なチャペルや色とりどりの季節の花で彩られたガーデン、レンガ造りのゲストハウスなど…まるでおとぎ話の中のような世界観。女の子の憧れを詰め込んだような魅力的なロケーションだが、あーねさんが何より魅力だと感じたのは司会者やプランナーなどスタッフによる気遣いだった。「子どもを連れての式だったので、不安もたくさんあった」というあーねさん。「でも、2人も担当についてくれて、1人は私たちとプラン立ての打ち合わせに、もう1人は真摯に子どもの相手をしてくれたんです。当日も子どもの面倒を見てくれていたので安心できました」。なかでも感動したのは、誓いのキスの時。挙式では2人の絆を結ぶ子どもの頬にキスをし、家族の温かさを演出。しかし、司会者の吉川さんが「あーねさんは花嫁として新郎と誓いのキスがしたいのではないか」と直感的に感じてウェディングケーキの入刀時に再度、誓いのキスの場を設けてくれたそうだ。「気持ちを汲み取ってくれたことがすごくうれしかったです。見学時から最後までスタッフさんたちの対応が心にしみました」。

 

《データ》
徳島結婚式場 ブライダルフォート
tel.088-636-5678
徳島市上八万町西山1070
●営/会場見学は11:00~19:00、
土・日・祝は10:00~
●休/火曜 ●P/70台


9 歳と5 歳の兄弟を育てる神山さん。週末にはよく、里山の廃校を拠点とした認可外保育施設『ハナエミ』が開催する金・土・日限定のキャンプに参加するという。そこは、豊かな自然と地域文化に触れ合うことで、子どものいろいろな興味・関心を引き出してくれる。“ 自分で決める。それをとことんやる”をモットーにしており、その日に何をするのかは子どもたち次第。「ドラム缶風呂に入りたい」「川で遊びたい」など、決めたことは「みんなでやりましょう」と先生と親たちがついてサポートするのだ。「お兄ちゃんの方はとにかく作るのが好きでイカダを作ったり、木の刀を作ったりしています」。のこぎりやナイフなども使うため、危ないと感じる大人も多いと思うが、「こうすると危ない、ケガをするなど、経験してからこそ学ぶものがある」と神山さん。また、「次男は土を触るのも嫌がったのに、今では土堀りに夢中です。ダウン症で発達がゆっくりなんですが、自己主張ができるようになり、周りも驚くほど成長しました」。ところで、その間親たちは何をしているのかと問うと「ただ見守っているだけ。でも、たくさんのことに気づかされます」とのこと。親子にとってお互いに向き合うことができ、成長できる場所なのだ。

《データ》
里山のようちえん ハナエミ
tel.090-8696-6817(園長:柏木)
三好市池田町西山中塚1091-2
●料/週末集中キャンプは日帰り4,000円
( 家族割引・お得な会員制度あり)
※電話・メール・SNSのメッセージにて要問合せ


海、山、川と、自然に恵まれた徳島県の多種多様な食材を活かした料理を楽しめる『食彩 かなで』。国内だけにとどまらず、出張先の外国でも食べ歩くのが好きだという中西さんは、月に1度はマストで食べに訪れるという。季節によって出る料理が変わるから「おしながきが変わるのが楽しみ」と中西さん。中でも、天ぷらだけは必ず注文するそうだ。「エビにしても日によって提供される種類や調理方法が違う。でも、どれをとってもおいしいんですよねぇ」としみじみ語ってくれた。そしてもう一つの楽しみがアユの解禁日だ。店へ通いだしてから3 年間、欠かさずに食べているそうで、「火の入れ方が絶妙だ」と称賛。土鍋を店にプレゼントしてアユごはんを炊いてもらったことも。大将は、徳島の名店『なつめ』で腕を磨いた実力派料理人・美世さん。織りなす料理の数々は、華やかな見た目に加えて真心が感じられる。中西さんが言うには「年々、作る腕があがっている気がする」とのこと。銘酒も豊富に取りそろえており、「大将の肴と酒の合わし方も抜群だ」。中西さんのマイ盃も店に置かれていた。

《データ》
食彩 かなで
tel.090-4784-5882
徳島市秋田町2-8
●営╱17:30~22:30 ●休╱水曜 ●席╱14席 ●P╱なし


「僕が理想とする大人像そのもの」と、岩元さんがリスペクトしてやまないのは『FineCoffee』のオーナー・佐賀貴好さん。長年、セレクトショップ『FINE』を営んでいたが3年ほど前に引退。人生の第2ステージとして、コーヒーと軽食を楽しめる喫茶店をオープンした。「おおらかで、すごく話しやすい人です」と岩元さんが言うように、店に来るお客さんは佐賀さんと長話をすることもしばしば。「仕事に真摯に向き合って、しっかり遊ぶ。このバランスがいいなって思います。佐賀さんのような歳のとり方をしたいですね」。佐賀さんが仕事をする上で大切にしているのは、お客さん一人ひとりと向き合うこと。接客の根本は服屋を営んでいた時代から変わらない。佐賀さんの遊びは「バイクに乗ること。イギリス製のバイク・トライアンフが愛車で、カッコええんよな」とほれぼれした様子。徳島から九州まで走ることもよくあるそうで「奥さんやツーリング仲間と走りながら感じる風が気持ちええんよな~」と話す。オン・オフ共に充実した彼に憧れを抱くファンがまだまだいるに違いない。


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