お茶碗いっぱいほどの野菜が麺を覆い隠すほどのっかった、まさに「野菜」ラーメン。スープは鶏白湯に4種類の醤油をブレンドした特製の醤油ダレを合わせ、見た目の透明感の高さを裏切ることなく、のどをすっと滑り落ちていく。ゆで野菜はシャキシャキと歯切れよく、健康志向の人も罪悪感が少ないかも。しかも1杯600円はベーシックな［らーめん］と同じ価格。なんだか得した気分！

店主が惚れ込んだ吉野川市の『立春軒』の味にアレンジを加えて完成させた『武春』の代名詞ともいえる看板メニュー。淡路島産たまねぎ、徳島産のキャベツやもやしなどをシャキシャキ感を残しながら炒めてトッピング。スープに野菜の甘さや炒めた際の香ばしさなどがプラスされ、まろやかで実に深みのあるラーメンなのだ。風味豊かな［味噌野菜ラーメン］（750円）もあり。

豚骨と、裏ごししたじゃがいもや玉ねぎ、香味野菜などから作るスープを基本に、濃縮豆乳を加えた豆乳スープ。これがポタージュのようにクリーミーで、豆乳のクセはほとんど感じず、ラーメンということも忘れそうなほどごくごくと飲めてしまう。彩り豊かなゆで野菜は均一に火が通るように厚みやサイズを考えてカット。「女性向けのメニューを」と考えられただけに、女性好みであること間違いなし。