学び・教養
2019/11/27 16:29
あわわ編集部

くすのきしげのりさんが初めて描く、恐竜をテーマにした家族の愛の物語!

ドラコレックスの家族を通して描く“恐竜の絶滅”と“親子の愛”の物語。

鳴門市在住の人気児童文学作家・くすのきしげのりさんの最新作『6600万年前・・・・・・ぼくは恐竜だったのかもしれない』が発売されたよ。国内外で100タイトルを超える作品を生み出してきたくすのきさんが、自身初となる恐竜をテーマにした物語。どのようにして作品が生まれたのか、作者のくすのきさんにインタビュー。

 

ひとりひとりが、みんなたいせつ

もんしー

「くすのきさんの作品といえば、子どもも大人も共感できる物語が数々あります。どの作品にも共通しているテーマはありますか?」

くすのき

「これは教育現場にいたときからの想いですが、「一人ひとりが、みんなたいせつ」ということです。それは、読者の子どもたち一人ひとり、その親御さん一人ひとり、また、作品の登場人物一人ひとりも大事にしています。そして、登場する子どもたちの周りには、“信じられる大人の姿”を描きたいという想いで作品を作っています。」

くすのきしげのりさんが初めて描く、恐竜をテーマにした家族の愛の物語!

もんしー

「最新作はどのようなきっかけから生まれたのですか?」

くすのき

「以前からの依頼もあり、恐竜の物語を書きたかったんです。6600万年前の世界から現代への物語、そして現代の子どもが読んでも共感できるような、そんな作品を届けられたらいいなと思いました。そしてもう一つ大事なことが“家族愛”です。親が子を思う気持ち、子が親を慕う気持ちは、今も昔も変わらないと思います。恐竜の場合はどうだろうと考えたときに、恐竜によっては卵を産んで育て、親としての役割を果たす中で、そういうものがあったんじゃないか? というところから物語がふくらんできました。」

もんしー

「制作にはどれくらいかかったのですか? 」

くすのき

「文章は2時間ぐらいで書きました。」

もんしー

「 2時間ですか!?!? 」

くすのき

「そんなときもあります(笑)。今、進行中の作品は3年待ってもらっているけど、まだ書けていません。そんなときもあります。それは作品一つひとつの運勢のようなものだと思いますね。」

自分のイメージを超える絵

もんしー

絵本づくりで大変だったことを教えてください。」

くすのき

「ん~、自分のイメージを画家や編集者に伝えるところかな~。文章を書くときには頭に浮かんだ場面を削っているから、自分のイメージを補足で伝えます。で、さらにいえば、それを超えてくるような絵を求めるところですね。」

くすのきしげのりさんが初めて描く、恐竜をテーマにした家族の愛の物語!

もんしー

今回、絵本画家デビューをされたCAN(キャン)さんについて聞かせてください。」

くすのき

「恐竜を描ける画家、なおかつ恐竜の物語を描ける画家を探していたところ、恐竜画家として活躍していた大阪在住のCANさんを紹介してもらいました。CANさんは本作りが初めてだったけど、何枚も何枚も描き続けてくれて、自分のイメージを超える迫力の絵を描いてくれました。

もんしー

「最後に、読者へのメッセージをお願いします。」

くすのき

「子どもにはどんな才能があるか分からないからこそ、まずは興味や関心があることをできるだけ体験させてあげて欲しいです。「早く本を読めるようになってほしいから、絵本の読み聞かせをしている」というのではなく、子どもは絵本を絵本として楽しんでいるので、「○○のため」ではなく一緒に絵本を楽しんでくれたらいいなと思います。子どもは毎日成長し、できなかったことができるようになるように頑張っているし、できるようになるので、一つひとつの成長に気づくたびに褒めてあげてください。急いで大人にさせようとせず、子どもは子ども時代をたっぷり生きることが大切なので、今興味があることや関心があれば、ちょっと付き合って、一緒に本を読んであげたり、調べたり、やってみたりしてあげてください。そういう時間を、お父さんお母さんは楽しんでください。」

くすのきしげのりさんが初めて描く、恐竜をテーマにした家族の愛の物語!

6600万年前・・・・・・ぼくは恐竜だったのかもしれない
価格/本体1500円+税
作/くすのきしげのり
絵/CAN
出版/知楽社

 

眉山までが庭!

「眉山までが庭」というくすのきさんの自宅兼仕事場からの眺め。眉山が文字通り眉の形に見え、餌を求めて集まってくるコウノトリを見ることもできるそう。

くすのきしげのりさんが初めて描く、恐竜をテーマにした家族の愛の物語!

児童文学作家・くすのき しげのり
1961年生まれ、鳴門市在住。全国青少年読書感想文コンクール課題図書に選定された絵本「おこだでませんように」や「メガネをかけたら」のほか、詩・童謡・創作童話・絵本の原作など、国内外で100冊を超える著書が出版されている。

 

くすのきしげのりさん & CANさん Wサイン本プレゼント!

今回紹介した絵本「6600万年前・・・・・・ぼくは恐竜だったのかもしれない」に、児童文学作家・くすのきしげのりさんと、恐竜画家・CAN(キャン)さんの豪華Wサインを入れてプレゼントしちゃいます!!!

詳しくはこちらをチェック!!!
※応募締切は11月30日(土)23:59

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