2020/08/11 14:42
あわわ編集部
「徳島の今を語る」~わたしの好きな徳島まとめ⑤~
中国は北京出身の店主・鹿涛さんが営む『龍生』は、「徳島にいながら、本場中国の味がいただける」と千葉さん。特に[手作り水餃子]は必ずオーダーするといい、日本で食べる水餃子のイメージを覆すこと必至の逸品だ。粉から作る自家製の皮は、もちっと弾力のある歯ごたえ。皮の中には熱々のスープとニラたっぷりのタネが入っていて、じゅわ~っとうま味があふれてくる。さらに『龍生』といえば、手延べのラーメン。生地を切らない1 本麺で、毎朝生地を仕込み、オーダーを受けてから生地を延ばして成形するこだわりようだ。表面はつるっと、噛めばモチモチで、「2 歳になる子どもが好きなので、家族で食べに行くことが多いんです」と千葉さん。鶏ガラをベースにしたあっさりスープの[龍生ラーメン]のほか2 種類あり。麺を好みの太さにしてくれるのも、オーダー後に延ばしているからこそ。「県外から来た友人やお客さんをランチに連れてくることもあって、徳島が誇る中華料理屋さんだと思っています」。
徳島が誇る観光名所・祖谷のかずら橋からさらに進むことおよそ30km(車で1時間くらい)。男橋と女橋の2本の橋があるのが奥祖谷のかずら橋だ。男橋は高さ12メートルと、かずら橋同様にスリル感満載の橋となっているが、女橋は高さ4メートルとライトなタイプ。中学生までを三好市で過ごした池添さんだが、「奥祖谷まで来たことはなかった。景色も美しくて、感動しました」と話し、とても楽しかったそう。女橋を渡ったら、隣にある“野猿”と呼ばれる乗り物で元来た方へ。小屋の形をした籠に乗り、ロープを引っ張ることで進むアトラクションのようなもので、「先に降りた人が引っ張ってくれて助かりました。私も降りたら次の人を引っ張ってあげて。すごくおもしろかったですよ」。池添さんが訪れたのは昨年の11月初旬だったため紅葉が真っ最中。「つるぎ町貞光を通って帰ったのですが、その道中の紅葉も素晴らしかった。夫が写真を撮るために何度も車を停めたから、すごく迷ってしまいましたけど(笑)」。季節によって見える景色も様変わりするので、何度行っても感動できる場所だ。
《データ》
奥祖谷二重かずら橋
三好市東祖谷菅生620
●営╱4~6月、10・11月は8:00~17:00、7~9月は
7:30~18:00※12~3月は休業
●料╱中学生以上550円、小学生350円、
小学生未満無料
日本有数のサーフスポットがある海陽町。日本人のスタイルに合うインポートブランドやアウトドアウェアを取り扱う『ボーイズマーケット』では、スタッフ同士やお客さんと一緒にサーフィンへと出かけるそうだ。海陽町に入ると道中の景色は「大好きなマウイの田舎道を思い出させてくれる」と津保さん。中でも必ず立ち寄るというのは、数々のメディアにも出演し、多くのサーファーから支持されているサーフボードシェイパー・本喜彦さんが運営する『ロッジナサ』だ。緑に囲まれた高台の静かな地にあり、そこから見る景色は那佐の海が見渡せて絶景なのだという。ロッジは6 棟あり、全室一棟建て。太平洋の水平線を望める共用露天風呂もある。短期の宿泊はもちろんのこと、長期滞在も可能だ。津保さんは、リフレッシュしたい時に訪れてプチリゾート気分に浸っている。
《データ》
LODGE NASA (ロッジナサ)
tel.0884-76-2081
海部郡海陽町宍喰浦なさ328
●営╱チェックイン15:00、チェックアウト10:00
( 受付時間9:00~19:00)
●休╱なし ●料╱1泊素泊り1名7,700円~ ●P╱有
「チャレンジムは私のパワースポット!」。そう豪語してくれた中原さん。デスクワークのため、運動量が少なくて太ってしまったという。そこに、たまたまSNSで見つけたのが『チャレンジム』。とにかくポジティブなトレーナー・山下さんが、親身になって話を聞いてくれる。「普段ネガティブな私ですが、山下さんと話していると不思議とポジティブがうつります」。無理だと思っていたダイエットが真摯な指導と前向きな言葉に助けられて、楽しくダイエットができたそうだ。『チャレンジム』では、まず「下半身をやせたい」「二の腕を鍛えたい」いった目標を立てることから始める。足をスライドさせて体感を強化する動きや全身の筋肉をバランスよく鍛えるバトルロープなど多彩なトレーニングがあり、飽きさせない。また、自宅でできるトレーニングの紹介や食事管理も行ってくれる。その結果、中原さんは2 カ月で7 キロの減量に成功したのだ。「何より楽しい! それでいて結果もきちんと表れるところ、ポジティブな思考にさせてくれるところが好きです」。
《データ》
challengym (チャレンジム)
tel.080-4039-3466
徳島市昭和町6-25(モデルナマンション3a)
●営╱10:00~21:00 ●休╱水曜・祝日 ●P╱3台
日本一の水量を誇る吉野川。私たちがほぼ毎日眺める広大で優雅な日常も、『Trip四国の川の案内人』の拠点である美馬郡つるぎ町からカヌーに乗って眺めれば、その素晴らしさを改めて実感することができる。「つるぎ町びいきになってしまうかもしれませんが(笑)、平地から剣山の稜線がしっかり見えるここからの景観がやっぱり好きです。冬は少し寂しくなりますが白くなった剣山も風情がありますし、春や秋は夕日が美しく映えます」。魅力は景色だけでない。『Trip四国の川の案内人』による吉野川下りでは、アトラクション性よりも自然を通して歴史に溶け込んでゆけるガイドがさらに好奇心を煽ってくれるのだ。「この辺りは藍産業を筆頭に、舟で出入りをする商人が非常に多かった。脇町には『オデオン座』。貞光には『貞光劇場』といった働く人たちのための娯楽場が建っているのはその名残りだったのかと推測しています。脇町は特にですが、うだつの町並みをはじめ、現在でも川を中心に町が成り立っていることが自然に身をおくことで見えてきます。そんなところにも吉野川の面白さがあるんです」。ちなみに取材では、つるぎ町と美馬市の境界あたりから、穴吹川の合流地点まで東に約6~7kmをパドリング。美馬市のメインストリート(国道12号)と平行して流れているため、コンビニやファストフードにも簡単に寄れるというギャップ…。全国を探しても川に沿って町が形成されている場所は珍しいそうだ。
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