ミュージックインタビュー
2018/04/24 09:00
あわわ編集部

「やりたいことを、やりたいタイミングで今すぐやる!っていうのが僕たちのロックンロール」9年ぶりのアルバムを引っさげて全国ツアーを回るザ50回転ズにインタビューしてきました!!

どうも、前田です。
入社してまだ数週間ですけど、マジでこの会社に入って良かった。(早すぎ)

わたくしの人生初ライブハウスは徳島のジッターバグ。(現・グラインドハウス)
そのライブで見たのは、ザ50回転ズというめっちゃくちゃカッコイイバンドでした。

すっかり魅了され、何度ライブを観に通ったことかわかりません。
十代の頃、似合いもしないのに同じ髪型(おかっぱ)にしてみたり、ファッションを真似してみたり、コピーバンドもやったりしました。

だから、こんな日が来ていいのかと。

なんと、本日のアワログは、ザ50回転ズ ダニー(G.Vo)さんのインタビューなのです。
ガッチガチに緊張しながら行ってまいりました。
ご紹介します。

ザ50回転ズとは!!!


「やりたいことを、やりたいタイミングで今すぐやる!っていうのが僕たちのロックンロール」9年ぶりのアルバムを引っさげて全国ツアーを回るザ50回転ズにインタビューしてきました!!

2004年大阪府富田林にあるとされるロックンロール少年院にて結成された奇跡の3人組。
メンバーは“徳島の酔いどれ”ダニー(G.Vo)/“出雲の妖怪”ドリー(B.Vo) /“浪速のドラ息子”ボギー(D.Vo)。
2006年アルバム「50回転ズのギャー!!」にてデビュー。

RAMONESを敬愛しロックンロール、パンク、サーフ、ガレージなどのバンドから多大なる影響をうけ高速8ビートで活躍中。アメリカツアー、オーストラリアツアーなどの経験もあり、2007年にはカナダのラジオチャートで1位を獲得。SXSW、ドイツASIA PACIFIC WEEKS2009に招聘されるなど海外からの評価は高い。
国内ではAKB48、郷ひろみ、ムッシュかまやつ、和田アキコなどのアーティストとコラボ出演し番組を賑わせるなど、活動の幅が広いのも彼らの魅力である。マニアックな映画ではあるが、G.Voのダニーは役者としての経験もある。
2014年にはバンド結成10周年をむかえ、自主レーベル「Magic Box」を設立。

 

その50回転ズが今年1月に、9年ぶり4枚目のアルバムをリリース!!
その名も、セルフタイトル「ザ50回転ズ」!!!(待ってました!!!)

「やりたいことを、やりたいタイミングで今すぐやる!っていうのが僕たちのロックンロール」9年ぶりのアルバムを引っさげて全国ツアーを回るザ50回転ズにインタビューしてきました!!

そして、5月から、その4thアルバムを引っさげての全国ワンマンツアー「Hello! Eighteen Tour」が始まるんです。楽しみぃ!!!
ということで、アルバムのお話も、ツアーのお話も、ダニーさんの故郷である我らが徳島のお話もたくさんお聞きしてきました~!!!

 

 

――9年ぶりということで、久々のアルバム。セルフタイトルですが、どういうコンセプトでアルバムは作られましたか?聴かせていただいて、ジャンルにとらわれずにいろんな事にチャレンジされてるアルバムだという印象を持ちました。

EPにしても7インチにしてもフルアルバムにしてもそうですが、いつもその当時当時で自分たちのやりたいこと、興味のあること、出してみたい音、歌ってみたい歌詞っていうのを屈託なく、「こう歌ったらどう思われるかな」とかいう裏読みとかもなく、ピュアに音出しましょうっていうのが最初からテーマにあって。俺たちが音鳴らしたらロックンロールにしかならないから、という、自信もあって。
だからどんなジャンルでも、例えば「ボサノバかっこえー!とかジャズかっこえー!」とか思ったら、そういう音を50回転ズがエレキサウンドでやる可能性も十分あるくらい、心の中のロックンロールの定義は広いんです。それこそ、3コードでリーゼントでツイスト踊るっていうようなロックンロールの考え方は多分あると思うんですけど、そうじゃなくて、やりたいことを、やりたいタイミングで今すぐやる!っていうのが僕たちのロックンロールだと思っています。いいこと言うでしょ(笑)

――その通りだと思います。今回のアルバムでは、曲ごとに元ネタといいますか、ルーツがあるんですよね。そういうのを知って改めて聴くとすごく楽しかったです。

僕たちのことを好きでおってくれるお客さんってすごいありがたいし、そういう人たちのためにライブでは歌うんですよね。で、曲は「自分たちが楽しめる音楽をやろうぜ、自分たちが買いたいと思う音源作ろうぜ!」っていうのがひとつのテーマになってるんですけど、50回転ズだけ好きなんじゃなくて、50回転ズの向こう側におる音楽の先輩たちを知って欲しい。
今回のアルバムだと、例えば「ハンバーガーヒル」やったらドクター・フィールグッドっていうバンドがおったりローリング・ストーンズがおったり、「新世界ブルース」やったら歌謡曲の世界があったり、「クレイジージジイ」やったらグラムロックがあったり、「チンピラ街道」で民謡があったり、そういうさかのぼり聴きみたいな、ルーツ聴きみたいなんもして欲しいなーとは思っているんです。だから自分たちの影響を受けた音楽は隠し立てせずに、わかる人にはわかって欲しいし、インタビューなんかでは全部言っちゃう(笑)
なので、50回転ズのまわりにある音楽も楽しんで欲しいですね。最近はちょっと調べたらなんでもわかるやないですか。そういうのも楽しんで欲しい。

――最近、音楽ストリーミング再生とか、youtubeとか、ネットと結びついた音楽文化ですよね。でも、50回転ズさんは特にそうだと思うんですけど、ライブ行って聴いて、アナログ買って聴いて、それでどんどん好きになるっていう、そういうのってすごく楽しいから、ちょっともったいない気もする。

音楽の入り口としてyoutubeなんかで出会うのは全然ウェルカムというか。アリだと思うんですよ。僕たちのころなんか、インターネットもそこまで生活に根付いていなくて、情報収集の手段がないんです。だから、音楽の情報があふれてる今のこのタイミングで、音楽に興味を持てる今の若い子たちはすごく恵まれてるなと思うんです。ただ、その分、お金を使って、ライブに足を運んで骨身にしていくっていう作業がない。
俺たちの作品とか、俺たちの作品の近くにあるものは、手にとって聴いてもらって、っていうのを本心では望んでます。なんかのきっかけで手にとってみたら、いつでも家でいい音で聴ける。僕たちすっごいこだわって作ってるんですよ、音。
50回転ズが出せる1番いい音で録る。で、1番いい音でマスタリングして、1番いい音でプレス工場に出してるんです。できる限り、最高の。そこで、聴く人がmp3にしちゃうと結構ショックだったりもする。だから、いつかは50回転ズが目指してる本当のいい音っていうのを聴いて欲しいような気もしますね。きっかけは何でもいいし、手に取る喜びみたいなのを感じて欲しいなと思う。まあ、ツアー初日から配信のほうもあるんですけどね(笑)一応こっちのほうも宣伝しとかないと!(笑)

――じゃあ、そのツアーのお話なんですが!
今回のツアーはどんな感じになってるんでしょうか?

50回転ズの曲って、別に特殊じゃなくて、変拍子とかもなくて。ロックンロール的とか、リズム&ブルース的とかいうよりはむしろ歌謡曲的な曲構成の部分もあると思うんですが、そのぶん「キタキタアレンジ」なんですよ。「Aメロこうきたらサビこうくるやろ」っていうドンピシャのところ。キタキタキターーー!!!っていう。期待を裏切らない曲構成になってて、かつ、シンプルでキャッチーなロックンロールを鳴らしてるんで、誰が来てもらっても楽しめると思う。で、そこは僕らが最初から自負してる部分があって。
決して安ないチケット代払って来てもらうんやから、そこは還元できるくらい楽しいライブにせなあかんし、みんな貴重な土曜日に来てくれるわけやから、俺たちも全力でやるし。今回ワンマンツアーやからステージ装飾もありますねん!結構キラキラしてまんねん!!だから、それも楽しみにして来てもらいたいな。

――50回転ズさんは、ツアーってなると何度も徳島にも来ていただいてると思うんですけど、徳島のファンってどんな感じですか? 徳島はダニーさんにとって故郷でもありますが。

最初からウオーーー!!って盛り上がり切ってる感じじゃないかな。ちょっと様子見ながらみたいな感じもあるんですけど、途中から火をつける人がいて。まあそれ僕の親父なんですけど。父と母がよくライブに来てくれるんですけど、父がよく野次るんですよ。「オマエ休むな-!!」とか言うて(笑)こっちも肉親から野次られてテンションが上がってくるんですね。それでお客さんも「なんか変なおっちゃんおるな~」って感じで徐々に火が付いたりして。なんかすごい不思議な感じなんですけど、ホームタウン楽しんでます。

――徳島に帰ってこられたらやっぱり懐かしいですか?

僕は牟岐町出身で、県南なんで、帰りが牟岐線ていうローカル線なんですよ。ご存じの通り電車ですらない、汽車。だんだん自然が増えてくるんですよ、小松島、阿南から、由岐とか越えてくると、海が見えたりしてね。そしたらホッとしますね。いいところなんですよあの辺も。高校時代なんかは牟岐から隣町の高校まで自転車で12~13キロとか通って。海とか山とか見ながらね。今思えば贅沢な通学ですよね、しんどかったけど(笑)

――通学距離長い(笑)でも確かに贅沢ですよね。ダニーさんの故郷愛が伝わりました。
では最後に、徳島のファンにメッセージをお願いします!!

50回転ズのメンバーの中の1人は、どっぷり徳島の地で育ったダニーというメンバーで、その故郷に帰ってくる、凱旋ワンマンみたいな気持ちが僕にとってはある。みんなには楽しんで欲しいし、絶対後悔させない1日になると思うので、ぜひライブに来て!アルバムはCDもLPも両方持っていくから、みんなを満足させられるいいものだと思うのでご期待ください!!年末にもまたツアーできたらいいな~。

 

たくさん面白いお話を聞かせていただいて、
インタビュー終わりに一緒にお写真まで撮ってくださいました。
ええ人~~~!!!

ダニーさん、とっても気さくでご丁寧な方でした。
あと、近くでお会いすると、ステージの印象よりも大きいんですね。背が高い。
めちゃくちゃ楽しくて、幸せな時間でした。
ありがとうございました~~~!!!

 

なさん、なんと徳島公演は6/9(土)、ロックの日です!!
みんなで踊りに行きましょう!!!!!

ザ50回転ズ「Hello! Eighteen Tour」徳島公演
2018/06/09

会場:徳島club GRINDHOUSE
開場:17:15
開演:18:00
料金(税込):前売:3,800円(D別)
問い合わせ先:087-822-2520(デューク高松)
http://www.duke.co.jp
★チケット一般発売中!
チケットぴあ (P: 100-313 )
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