2020/11/09 13:38
しばやん
【9月OPEN】巻き寿司工房ぜん丸/結プロジェクト(佐那河内村)具材たっぷり巻き寿司を軸に佐那河内村の1000年先を見据えたプロジェクトが始動!
徳島県内の“今”を感じるニュー&リニューアルオープンの新店や出来事&人系の街ネタトピックスを紹介する『みっけ』。取材したてホヤホヤの最新情報をお届けします。毎月25日発行のあわわfreeとあわせてチェック!
佐那河内村に巻き寿司工房ができたと聞いて訪ねてみたよ。

めっちゃ男前が迎えてくれました。(勝地涼かと思いました)

巻き寿司王子の取田さん。
淡路島で『創作うどん家ぜん丸』を営んでいて、看板商品のひとつである巻き寿司・元気巻を「徳島の食材で作っているのだから、徳島でも販売したい」と考えていたところ、
佐那河内村の活性化に取り組む『結プロジェクト』の出口さんと出会い、築120年の古民家・旧高木邸に巻き寿司工房を持つことに。


[元気巻](1本・585円※結プロジェクト特別価格)。
見ての通り、シャリ少な目、具材みっちり。
北海道の利尻昆布と自社加工の削りたてのかつお節4種類をブレンドしてとった出汁の味が決めてで、風味豊かな奥深い味わいが魅力だ。化学調味料などは不使用。

しっかりめに味付けられていて、きゅうりが最後になるように食べることでさっぱりとした後味に。

もうひとつの商品がこの[花丸巻](1本・685円※結プロジェクト特別価格)。
なんと、冷凍商品なんです。

マイナス18度以下で賞味期限は製造から半年!めっちゃ持ちます

2種類のだし巻きたまごが入っていて、甘めの味付け。
自然解凍でも電子レンジでの解凍もOK。
風味やおいしさはそのままで、1本冷凍庫に入れておくとものすごく役立ちそう。


佐那河内や徳島県内で作られる名品とともに販売されています。
旧高木邸で巻き寿司に使用する原木しいたけの栽培にもチャレンジしているそう。
ここからはこの場所を立ち上げた『結プロジェクト』についてのお話。

旧高木邸で『結プロジェクト』を立ち上げた出口さん。
佐那河内村に残る助け合いの習慣「結」を掲げ、1,000年先を見据えた村おこしをビジネスとの両輪で進めている。

プロジェクトには徳島をはじめ、遠くは愛知県まで、32の団体・企業が参画。
「想像力がわいてくる豊かな自然のなか、ここで知り合った人たち同士で新しいビジネスが生まれるような、可能性を探れる場所になれば」と出口さん。
旧高木邸でサテライトオフィスや民泊施設として展開していくほか、現在隣接の蔵で『蔵ショップ』を準備中。

徳島県内の名品や古道具の展示、佐那河内村の魅力を発信する場所として整備するためクラウドファンディングを行っている。
詳しくは→https://readyfor.jp/projects/yuiproject

村民から寄贈されたというひな壇を商品棚に活用。

佐那河内で生産された自然栽培の小麦粉やそば粉も。

サイクリストの休憩所としても活用してもらおうとハンモックなどもあります。


看板犬のゆいちゃん。


道中は絶妙な位置に看板が出てきますよ。
巻き寿司工房ぜん丸/結プロジェクト
- 住所/ 佐那河内村 上字府能104
- 電話/050-2024-5822
- 営業時間/ 9:00~17:00
備考/売切次第終了
- 定休日/水
- 駐車場/10台